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売れる商品かを見極める用語8選


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


前回から、「完全版! マーケティング用語集77選」
というシリーズ形式の記事を書いています。


このシリーズでは、
500以上もあるマーケティング用語の中から、
厳選した「本当に必要なマーケティング用語」を
マーケティングの流れに沿って解説していきます。


第1回目の前回は、リサーチをするときに
特に必要なマーケティング用語を9個ご紹介しました。


もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ前回の記事を読んでみてください。


今回は、リサーチの次に行う
「テスト販売」に必要なマーケティング用語を
8個ご紹介します。


この記事を読めば、マーケティング用語だけでなく
テスト販売の重要性や、やり方も理解できるので
ぜひ最後まで読んでください。


★各用語に3段階で重要度を設定しています。
 基準は以下のとおりです。


【重要度1】
汎用性はないが少数の業種では極めて重要
【重要度2】
半分くらいの業種で極めて重要
【重要度3】
多くのビジネスで極めて重要

 

 

=======================

『完全版! マーケティング用語集77選(第2回目)』
 売れる商品かを見極める用語8選 

=======================


さて、今回もあなたは
「マーケティング初心者のダイエットトレーナー」
になったつもりで読んでみてください。


マーケティング用語の解説に入る前に、
なぜテスト販売をするのか、わかりますか?


その理由は、売れるかどうかわからないのに
商品を完全に作ってしまうと、
売れなかった場合のダメージが大きいからです。


ダイエットトレーナーのあなたは、
このように感じていると想像してください。


「こんな商品で本当に売れるのかな?」と。


では早速、テスト販売の用語を
解説していきましょう。


============
テスト販売のマーケティング用語8個

1.ドライテスト
2.メディア
3.ランディングページ(LP)
4.コピー
5.ベネフィット
6.特典
7.決済手段
8. リスクリバーサル
============


【1.ドライテスト】
意味:商品完成前のテスト販売/重要度2


ドライテストとは、
まだ完成前の商品を予約販売して、
実際に売れるかどうかを検証することです。


商品が存在しない、「乾いた」状態で売るので
ドライテストというわけです。


売れれば商品を制作し、
売れなければ商品化を見送ります。


なので、在庫リスクはゼロです。


無駄な商品を作ってしまう時間のロスもありません。


合理的でしょ?


つまり、
「商品は作ってから売るな! 売ってから作れ!」
というわけです。

 

【2.メディア】
意味:集客媒体/重要度2


ドライテストは、
あなたの得意なメディアを選んで行います。


SNS、LINE、メールなどのメディアで
フォロワーや知人などに
声をかけてテストするとよいでしょう。


また、セールスが得意なら対面でもいいですね。


とにかくあなたが得意なやり方で、
かつなるべくお金がかからない方法で
ドライテストをしましょう。


資金があるマーケティング上級者だと、
広告を使って、いきなりお金をかけて
ドライテストを行う方法もあります。

 

【3.ランディングページ(LP)】
意味:最初にたどり着くページ/重要度3


「ランディング」は着地という意味なので、
「お客さんが最初に着地するページ」が
ランディングページです。


たとえば、オンラインの広告をタップした後
最初に飛ばされるページがありますよね? 


ライザップの場合は、以下のページです。
https://rdlp.jp/archives/otherdesign/lp/14061


ドライテストをオンラインで行う場合には、
ランディングページが必要です。


その理由、わかりますか? 


SNSや検索エンジンなどから、
ランディングページに来てもらい
半額で売れるかどうかを確認するためです。


一方、オフラインでのドライテストでは
A4ペラ1枚のチラシを作り
半額で商品が売れるかどうかを確認します。

 

【4.コピー】
意味:文章/重要度3


コピーライティングという言葉は
あなたも知っていますよね?


ライザップのランディングページを
もう一度ご覧ください。


ここに書いてある文章は、全てコピーです。
https://rdlp.jp/archives/otherdesign/lp/14061


では、ここから先は
コピーに実際に書く内容を順に説明していきます。

 

【5.ベネフィット】
意味:お客さんが得る価値/重要度3


ベネフィットは、メリットと同じような意味ですね。


コピーの見出しには、
自分の商品を使うことによるベネフィットや
お客さんの「不」を書くことが多いです。


なぜだかわかりますか? 


お客さんの注意を引けるからです。


ライザップのコピーで言えば、
「私は、くびれを手に入れた!」がベネフィットです。


このベネフィットは、
絶対に絶対に妄想で書いてはいけません。


なぜなら、妄想で書くと
お客さんの「不」に当たっておらず
「なんかピンとこない」と思われてしまうからです。


「不」に当てる方法は簡単です。


お客さん候補にヒアリングしたときに
実際に言われたことを
ベネフィットとしてそのまま書くことです。


たとえば、
「くびれを手に入れたい」と言われたら、
「くびれが手に入る」と書くのです。

 

【6.特典】
意味:おまけ/重要度2


特典は説明しなくてもわかりますよね?


しかし、特典という言葉を知っていても
その強力さを理解していない人が多すぎます。


マジでもったいない!


だって、人は特典欲しさに
商品を買うことさえあるからです。


だからこそ、お客さんがお金を払ってでも
買いたいようなものを無料で特典にしてください。


ただし、特典の総額は
メインとなる商品の価格の2割以内に抑えましょう。


なぜなら、メインとなる商品の価格が
1,000円以上の場合特典の総額が2割を超えると
景表法違法だからです。

 

【7.決済手段】
意味:支払い方法/重要度3


「決済手段」は、マーケティング用語ではありませんが
重要なのであえて入れました。


なぜなら、決済手段を増やすことで
簡単に売上が上がるからです。


業種にもよりますが、
クレジットカード決済を導入すると
小売業で1〜2割ほど、サービス業では2〜3割ほど
売上が増えます。


「そんなに増えるの!」って思いませんか?


実は、高収入な人ほど
ポイントを貯めるためにクレジットカードを
使いたがる傾向があるんです。


ですので、決済手数料はかかりますが
クレジットカード決済を導入すると、
金払いの良いお客さんを集められます。


なるべく多くの決済手段に対応して、
それらをすべてコピーに書きましょう。

 

【8.リスクリバーサル】
意味:ノーリスクにすること/重要度2


リバーサルとは「反転」という意味で、
本来はお客さんが負うはずの
金銭的リスクなどを、
販売者側が負うことを意味します。


リスクリバーサルのわかりやすい例は、返金保証です。


返金保証は悪用されるリスクがありますが、
購入率が上がりやすいです。


なので、ダイエットトレーニングのように
原価があまりかからないビジネスなら、
返金保証の実施を前向きに考えましょう。

 

テスト販売をするときに特に必要な
マーケティング用語8個の解説は以上です。


さて、ここまでの内容をあなたが実践すれば
テスト販売が終わっているはずです。


そして、色々な思いが交錯しているでしょう。


「これでやっとスタートラインに立てそう」
「知り合いが買ってくれただけなので、
他のお客さんにも売れるのかな」


などの思いです。


では、次に何をすればいいのか、
あなたはわかりますか?


そう、買ってくれそうなお客さんを
できるだけたくさん集めることです。


次回は、見込み客獲得のマーケティング用語を
7個ご紹介しますね。


=======================


以上、「完全版! マーケティング用語集77選」の
第2回目でした。


次回も、楽しみにしていてください。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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