こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
一昨日、「中小企業の強みとは何か?」
という話をしました。
→大企業病と中小企業病
この答えは、たくさんあります。
例えば、中小企業の方が、大企業よりも
意思決定が早いこと、とか。
小回りが効きやすく、
新しいことを始めやすいこと、とか。
顧客の数が、大企業よりも少ないので、
1人1人のお客様と、密接なコミュニケーションが
できること、とか。
全て正解だと思います。
ただ、私が用意した答えとしては、
経営者の性格や考え方を
そのまま強みにしやすい、ということです。
つまり、経営者の性格や考え方が、
そのまま競争優位性になるのです。
例えば、私の強みは、
「物事を俯瞰して、本質を見極めること」や、
「要素を因数分解して、構造を見つけること」
です。
私の思考パターンとして、
いつも上記のようなことを
無意識のうちにやっています。
例えば、私は、小手先のテクニックは
セミナーではあまり話しません。
そうではなく、もっと全体像から話すのです。
「売上に占める割合として、
最もウェイトが大きいのは業種選びで、
その次が、ビジネスモデルで……」
といった形で話します。
人間というのは、全体が理解できると、
最短距離で進むことができるからです。
これは、学習の原理原則ですね。
そうすると、多くのお客様は、
・ようやく、今まで学んできたことが、
点と点が結びついて、線になった感覚です。
・今まで枝葉末節の、どうでもいいことに
フォーカスしていました。
とか、そういった感想を言ってくれるのです。
こういったセミナーができるのは、
私の性格や考え方を、そのまま反映した内容に
しているからなのです。
このように、中小企業では
商品にせよ、販売方法にせよ、
「経営者の考え方に合ったもの」
にすることで、自然と差別化でき、
自然と競争優位性を作れるのです。