こんにちは。
相馬一進です。
このブログを読んでいるあなたのようなタイプは、
学ぶのが好きでセミナーなどに行くかもしれません。
「セールスに興味があるしセミナーに行ってみよう」
などと思うことがあるでしょう。
そういった場合に、ぜひ注意してほしいことがあります。
それは、中には悪質なセミナーがあることです。
たとえば、今度私の会社でセールスの講座をおこなう
講師のNさんが、こんな話を教えてくれました。
今でこそ講師ですが、
昔は1人の参加者として
セールスを学んでいた時期がありました。
その時期に、悪質なセミナーに行ってしまったそうです。
そのセミナーの主催者は
セールスで年商何億も上げている講師だったと言います。
出版して著書も売れており、ある程度の知名度のある人です。
そのため、参加前はNさんは楽しみにしていたそうです。
また、そのセミナーは低額だったので、
「どんな告知があるのだろう?」と期待していたと言います。
この意味、わかりますよね?
その手のセミナーの後半では、
コンサルなどの商品・サービスの告知がつきものです。
そうした告知があるとき
ビジネスセンスのない人は嫌がりますが、
ビジネスセンスのある人ほど喜びます。
なぜなら、プロによるセールスの見本を見られるからですね。
とくにそのセミナーはセールスの講師が主催しています。
「セールスの講師による告知なのだから、
さぞかし上手なセールスが見られるだろう」と、
Nさんは期待したわけです。
ところがセミナーが始まってみると、まず内容がしょぼい。
「セールスはハートだ」といった精神論ばかりで、
実践的な中身がほとんどなかったそうです。
さらに
「セールスの講師なのに、告知もあまり上手くない」
と、Nさんは感じたそうです。
大きな声を出すばかりで、
申し込みたくならない伝え方だったと言います。
この時点でハズレのセミナーですが、
本当にヒドいのはここからです。
がっかりしたNさんは、
セミナーから帰ろうとしたといいます。
ところが、Nさんが席を立つと、
スタッフがドアの前で仁王立ちになる。
さらに、別のスタッフがドアを閉めてしまったそうです。
つまり、Nさんが逃げられないように軟禁したのです!
ヤバくないですか?
来場者を軟禁して、無理やり売りつける手法なのでしょう。
Nさんの場合は、「買いません。帰ります」と
きっぱり伝えたので、さすがにスタッフも引き下がったそうです。
ですが、気の弱い来場者は、
欲しくもないコンサルに申し込んでしまっていたようです。
購買熱を上げるのではなく、圧迫感で売りつける手法です。
本当にヒドい!
しかも、その講師はセールスを教えているわけです。
つまり、その講師からセールスを学んだ生徒も、
高確率で別のお客さんを軟禁するようになります(笑)。
下手をすると法的なトラブルになりますよね。
あるいは、倫理観のある人はその手法が使えず、
セールスができなくて困ってしまう。
とんでもないクソ講師です。
こういったクソ講師がいるせいで、
世の中にまともなセールスが広まらないのでしょう。
あなたはこういったクソ講師のセミナーには
迷い込まないように注意してください。