こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
セールスが下手な人は、クロージングしたときに
「ご説明ありがとうございます。検討します」
と見込み客からよく言われます。
この“検討します”というのは
見込み客に買うつもりがないときの常套句。
つまり、“検討します”とは、
「ノー!」という意味です(笑)。
そして、セールスが下手な人はこの言葉を聞くと
見込み客に対して怒りをぶつける場合さえあります。
「クソが! なにが、“検討します”だ!
本当は買うつもりもないくせして!」と。
いいえ、違います。
クソなのは、その人のセールスのスキルです(笑)。
見込み客から“検討します”と言われる理由は、
見込み客の購買熱が十分に高まっていないのに
クロージングをしてしまっているからです。
見込み客の購買熱が十分に高まっていたら、
クロージングしたら買ってくれるはずですから。
つまり、“検討します”と言われる人は
見込み客の購買熱を正しく見定めるという、
セールスの基本ができていないのです。
セールスパーソンとして、極めて愚か。
極めて愚鈍。極めて愚劣。
見込み客の購買熱を見定めようともせず、
クロージングしたら失敗して当然ですよね。
恋愛で例えるなら、相手が好意を持っていないのに、
ホテルに連れ込もうとするようなものです。
購買熱を見定めができないうちは
セールスをしてもまず失敗します。
もしあなたが“検討します”と言われるのであれば
見込み客に不必要なクロージングをして、
いたずらにプレッシャーを与えているとも言えますね。
セールスのスキルをもっと身に着けましょう。
なお、見込み客の購買熱を見定める方法は
私の講座『お金の心理学』リーダーズコースの中でだけ、
かなりの時間をとって解説しています。
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