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大衆は面白い嘘を求める

心理学

2021年7月31日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

これは私がよく感じることですが、
大衆は「つまらない事実」よりも「面白い嘘」を好みます。

 

たとえば、1920年代頃のアメリカでは、
タブロイドという大衆紙が流行っていました。

タブロイドとは、元々は小型の新聞判型のことでしたが、
そこから転じて小型の大衆向けの
紙面を指す意味になっています。

 

 

そんなタブロイドの主な記事は、
政治家や有名人のゴシップ、センセーショナルな事件、
感情を煽る噂話などでした。

 

その信頼性は著しく低く、デマばかりだったようです。

 

架空の人間のインタビューを捏造したり、
合成写真で事件をでっち上げたりした記事すら
多くあったと言われています。

 

しかし、大衆には大人気で、
当時のアメリカ人の中は毎日3紙以上もの
タブロイドを読む人も多くいました。

そのため、タブロイドの出版社が乱立し、
さらに過激な紙面を刷るようになったようです。

 

その後、時代が変わって
少しずつデマや捏造記事は減っていきました。

「客観的な事実を報道したほうがよい」
という考え方が社会に浸透していったのです。

 

ただ、そんな事実に基づいた報道が増えると、
大衆は活字を読まなくなりました。

 

タブロイドなら毎日読んでいた人も、
真面目な新聞には興味を示さなかったのです。

 

では、大衆は何を見るようになったのか?

 

それは、タブロイドに変わって
面白い嘘を流すようになったテレビ番組でした。

 

さらには、テレビにも規制が入る時代になると、
インターネットを見る人が増えています。

テレビやユーチューブで人気を博した内容は、
かつてのタブロイドと似ており、
人間の本性が変わっていないことがわかります。

 

いずれにせよ共通しているのは、
世の中の多くの人が客観的な事実に
あまり関心がないということです。

感情が揺さぶられる面白い内容なら、
信ぴょう性が低くても
求めてしまうのが人間の本能だと言えます。

 

というよりも、世の大衆は信ぴょう性を
評価できないのかもしれません。

 

マーケターとしては、そうした人間の本能を利用して
商品を売ったほうがいいでしょう。

 

一方で、教育者としての私は、多くの人に事実を伝えて
ビジネスや人間関係を変える力を与えたいと思っています。

 

地味でつまらなかったとしても、
事実を直視しない限り人生は変えられないからです。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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