こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中を見ていると「医師」という肩書を
あまりにも盲信する人が多いように私は感じます。
もちろん、素晴らしい医師はいるのですが、
すべての医師が素晴らしいわけではありません。
また、当たり前ですが、素晴らしい医師であっても、
専門外の知識は持っていないですよね?
にもかかわらず、
医者の発言を無条件に信じる人が多いので、
ちょっとヤバいなと感じています。
こういった問題が起きるのは、
「医師の苦手分野」を
理解している人が少ないからでしょう。
たとえば、「ほとんどの医師は
栄養学についてあまり理解していない」
ということをあなたは知っていますか?
これは、陰謀論でも都市伝説でもなく、
公に開示してある事実だと言えます。
なぜ医師が栄養学に疎いのか?
それは、大学の医学部では、
専門的な栄養学を学ばないからです。
ためしに医学部のカリキュラムを読むとわかりますが、
栄養学にはほとんどふれていないのです。
医師になるためには、
生化学、人体機能学、免疫学、解剖学、薬理学など
膨大な分野を勉強する必要があります。
ただ、栄養学はほとんど扱いません。
これは仕方のないことでもあるでしょう。
医師の専門は、薬や手術などの治療行為であり、
食事や栄養ではないからです。
そのため、病気のときに食生活の相談をしても、
多くの医師はまともに教えてはくれません。
「お酒を減らして、野菜を食べましょう」などと、
家庭科で習うような、
当たり前の話をするだけなのです(苦笑)。
それこそ、私が対談をしようと思っている、
栄養学の専門家は医師ではありません。
ただ、「医師から栄養学について相談を受ける」
ということが、度々あるそうです。
こういった構造を理解していないと、
専門外の話まで医師に質問して、
まとはずれな対応を受けるハメになります。
餅は餅屋というように、
その道の専門家を選べるようになってください。