こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、「本や専門雑誌を買うために
私は年間200万円以上を投資している」
とメールマガジンに書きました。
また、「他社のセミナーや教材への投資も含めると
さらに数倍以上は知識を得るために使っている」と。
すると、読者の方から
「そんなに自己投資してたなんて驚きました!」
といった返信をいただきました。
ただ、私に言わせれば、
この投資額は別に自慢できる額ではありません。
たとえば、経済評論家の勝間和代さんは
「毎月30万円以上は本を購入する」と公言しています。
世界的なコンサルタントの大前研一さんも、
1日4時間以上を情報収集にあて
本へ巨額の投資していると有名です。
このように知識の価値に気付いている人は、
かなりのリソースを情報収集に割いています。
むしろ、私はコンサルタントという仕事のわりに
投資額が少ない方かもしれません。
ありのままの現実を伝えるために、
金額を盛らずに年間200万円と書きましたが、
自分では少し危機感を持っているくらいです。
「あらためて計算してみると、
たった年間200万円しか使っていなかったのか」
と、あせりを感じましたね。
これは、謙遜でも嫌味でもありません。
自分や仲間の人生のために、
質の高い情報を得るのは当たり前なので、
この程度は最低限の基準だと考えているからです。
もちろん、世の中には文章を読むのが苦手で、
ここまで読書ができない人もいるでしょう。
あるいは、本業が忙しくて、
スキマ時間しか情報収集ができない人もいるはずです。
ただ、そういった方も
せめて質の高い情報を手に入れる努力をしてください。
もし知識を得る努力を怠ると、
時代の変化に乗り遅れてしまうからです。
お客さんの気持ちが理解できなくなり、
若い人と価値観がズレると、いずれあなたは
「時代遅れの人」とか「価値観が古い人」と呼ばれていきます。
新しいアイデアが思い浮かばなくなったり、
同業者よりも非効率なマーケティングを続けたりして、
売上が下がることもあるでしょう。
仮にビジネスが回っていても、
パートナーや子供との接し方がわからずに、
人間関係が崩壊してしまう人もいます。
健康や医学に疎かったせいで、
余命宣告されてから後悔する人も少なくありません。
知識を得る努力を怠って
後悔した人の事例は、枚挙にいとまがないのです。