こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
この頃は「勉強したい気持ちはあるのに、
くだらないニュースや動画を見ているうちに、
時間が過ぎてしまった」という人が増えています。
なぜ、このように時間をムダにしてしまうのか、
あなたはわかりますか?
理由はいくつかあるでしょうが、
私がとくに警戒している要因があります。
それは、「超正常刺激に振り回されれるだけで
時間を潰してしまう人が多い」ということです。
超正常刺激とは、「本来の自然界には存在しない、
動物の本能を過剰反応させる刺激」を指します。
動物行動学の父よ呼ばれる
コンラート・ローレンツが提唱した概念で、
アメリカ精神医学会なども問題視しています。
なぜかというと、超正常刺激のせいで、
人生をコントロールできなくなる人が
増えているからです。
あなたがムダな時間を過ごしてしまうのも、
超正常刺激のせいである可能性があります。
どういうことなのか?
まずは動物の例から話していきます。
たとえば、東京にも生息する
ミヤコドリという鳥の事例が有名です。
ミヤコドリは生まれながらにして
「卵サイズの球体に反応する本能」を持っています。
球体に反応すると、卵を守るようになって、
種の生存に有利にはたらくからです。
また、身の回りに卵サイズの球体が複数あるとき、
ミヤコドリはもっとも大きい球体を温めます。
大きな卵を選んで温めた方が、
健康的なひな鳥が生まれやすいので
こちらも生きる残るために大切な本能でしょう。
ですが、これらの本能が誤作動する場合があります。
それが、「ミヤコドリが本物の卵を捨てて、
おもちゃのボールを温めてしまう」という現象です。
人間がおもちゃのボールを与えると、
ミヤコドリはボールに強く反応します。
卵と似ているおもちゃのボールが、本能を刺激するためです。
ただ、あなたもわかると思いますが、
ボールを温めても、ひな鳥は絶対に生まれません。
おもちゃのボールを温めて、
本物の卵を捨ててしまうのは、
本能とは言え愚かな行為だと言えます。
ですがミヤコドリは、本物の誤作動によって、
どうしてもおもちゃのボールを温めてしまう。
このおもちゃボールが、
ミヤコドリにとっての超正常刺激だと言えます。
超正常刺激によって本能を刺激されて
意味のない行動をしてしまうのです。
それで、このミヤコドリの話だけを聞くと
「鳥はバカだなあ」とあなたは感じるかもしれません。
ですが、私たち人間も笑っていられません。
なぜなら、超正常刺激による本能の誤作動は、
人間にもよく起こっているからです。
一例をあげると、インターネットの刺激的な情報が、
場合によっては超正常刺激になります。
芸能ニュースや、SNSの罵詈雑言、
性的な画像や、食べ物の情報などを見ると、
私たちは思わず反応してしまいますよね。
その理由は、性欲や食欲、生存欲求などの本能が
非常に強く刺激されてしまうからです。
画面の向こう側の騒動なんてどうでもいいはずなのに、
ついつい反応してしまいます。
これは、本能レベルの反応なので、
対処するのが非常に難しい。
ただ、だからといって超正常刺激に振り回されていると
私たちは意味のない行動ばかりするハメになります。
超正常刺激に振り回されて
YouTubeやSNS、くだらないニュースなどを見て
何時間も浪費してしまうということです。
ただ、刺激に反応するだけの毎日を過ごしても、
私たちは幸福を感じません。
ミヤコドリがおもちゃのボールを温めても
ひなが生まれることはないのと同様に、
何も生まない時間となってしまうのです。
私自身、たまに超正常刺激に反応してしまう日があり
「もったいない時間をだったな」と後悔します。
そうした後悔を減らすため、スマホをいじるにしても
人生に役立つ情報を読むように、
意識的に習慣を変えていくようにしています。
具体的に言えば、ビジネスや人間関係、
投資、健康、育児などに使える情報を
選択して読んでいく方が豊かになっていくでしょう。
そうやって超正常刺激から離れないと、
自分らしい人生をおくることはできません。
ですから、超正常刺激に振り回されずに、
生活できる人を増やしたいと私は考えています。