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不快にさせてすみません?

心理学

2020年4月24日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

メンタルの状態がダメダメな人は、
他人が不快そうにしていると、
過剰に謝罪してしまう傾向があります。

「不快にさせてごめんなさい」と、
口癖のように連呼するのです。

 

 

もちろん、自分のミスで誰かに損害を与え
不快にさせたなら、謝罪する必要があるでしょう。

 

ですが、何も悪いことをしていないのに、
謝るのが癖になっている人も多くいます。

 

たとえば、あなたが
「副業で稼げて出て嬉しい」と言ったとします。

 

すると、それを聞いた人の一部が、
「不愉快になった」と言い出す場合があります。

 

「あなたの自慢を聞いて、気分が悪くなりました。
世の中には苦労してる人だっているんですよ?
稼げた話をするなんて、どうかと思います……」

このように理不尽な不満をぶつけてくるのです。

 

あるいは、ここまで直接的に抗議してこなくても、
顔をしかめたり、露骨ににらんだりしてくる人は、
一定数いるものです。

 

そういった相手に会った際に
自己肯定感の低い人は、謝ってしまうことがあります。

「不快にさせてすみませんでした。
配慮できずに申し訳ありません」などと言うのです。

 

ほら! だから自己肯定感が低いんだよ!

あなたが謝罪する必要はありません。

 

あなたは、ただ自分らしく生活して、
素直に思ったことを発言しただけです。

 

相手の方が、勝手に不快になったに過ぎません。

 

そういったときまで、相手に合わせて謝罪していると
「自分が悪い」という認知が強くなります。

結果、自己肯定感がさらに下がっていくのです。

 

そして、何をするときも他人の顔色をうかがい続ける
生きづらい生活になってしまいます。

 

また、自分が謝罪すると、相手もより支配的になり、
八つ当たりが癖が増すこともあります。

 

つまり、相手のメンタルのためにもなりません。

 

「謝った方がコミュニケーションが取りやすい」
と言う人もいますが、謝罪のせいで様々な弊害が
起きていることに、気づいてないのでしょう。

 

「とりあえず謝っておく」というパターンがある人は
変えた方が生きやすくなりますね。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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