こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
カウンセラーにせよ、コーチにせよ、
私が心理職の人で「人間的に幼稚」と思うのは
自己顕示のためにテクニックを使う人です。
たとえば、NLPを学んでいるコーチが、
タイムラインセラピーという高度な催眠療法を
学んだとしましょう。
すると、自分のお客さんに対して、
その療法の高度さを自慢するために使う、
ということがたまにあるのです。
言い換えると、そういう幼稚な人は、
「すごい高度な心理テクニックを使っていますね!」
とお客さんから褒められたいのです。
つまり、自分の欲求を満たすためのツールとして
お客さんを利用しているだけなのです。
例えるなら、自慢のために大きなオフィスを借りるような
自己愛バカの社長と同じ。
覚えておいてください。
心理職に高度なテクニックがあるかどうかは、
お客さんにとってはどうでもいいのです。
お客さんは、最短の時間で最大の変化がある心理療法を
望んでいるだけなんです。
コーチングやカウンセリングって、
外科手術と同じなので、時間をかけてしまうと、
お客さんを疲れさせてしまうだけですから。
最短時間で最大の変化があれば、
そのテクニックが高度でなくてもいいのです。
以前私は、とあるコーチが自己顕示のためだけに
不要にもかかわらず、高度なテクニックを
使っているところを見たことがあります。
そのとき、虫酸が走る思いがしたので、
ここで警鐘を鳴らしておきます。
あなたは、自分のテクニックを褒めてもらうために
不要な高度なスキルを使うような
愚かなことは絶対にしないでくださいね。