こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日の内容「内向的な人の特徴」には、
多くのご感想をいただきました。
「内向的な人は、刺激に敏感」ということが
印象的だったようです。
結局、私が言いたいことは1つだけで、
「あなたは、内向的なままでいいんですよ」
ということです。
内向的な性格を、変えようとしなくていい。
いや、変えようとしないほうがいい。
内向的な人は、渋谷などの人混みに行くと
酔ってしまうかもしれませんが、
そのままでいいのです。
内向的な人はコーヒーを何杯も飲むと、
カフェインで気持ち悪くなるかもしれませんが、
それだったら紅茶を飲めばいいのです。
内向的な人は、人が多くて刺激が多い街には
住みたくないと感じるでしょうが、
それで問題ないのです。
事実、セミナー講師でも内向的な人ほど、
八ヶ岳などの山に住みたがりますからね(笑)。
また、内向的な人は、外向的な人がやるような
刺激が激しい遊びについていけないでしょうが、
それで問題がないのです。
代わりに、外向的な人は本をじっくりと読んで、
追体験をしたり、示唆にとむ表現に感動したり、
そういったことが苦手なのですから。
ですので、内向的な強みを活かしてほしいですね。
ところで、話が大きく変わるのですが、
内向的な性格の遺伝について、
ご質問が多かったので最後に補足します。
赤ちゃんが生まれながらにして
外向的か内向的かを調べたのは
発達心理学のジェーロム・ケーガンです。
彼は、生後4か月の赤ちゃんに対して、
強い光や音や振動で刺激を与え、その反応を見ました。
すると、刺激に対して大泣きした赤ちゃんほど
成長するとともに内向的になったのでした。
ここからも、「三つ子の魂百まで」で、
内向的な性格を変えることが
とてもむずかしいことが分かりますね。