こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「目標達成はつらいもの」という考え方もあります。
一方で、「目標達成は楽しいもの」という考え方もあります。
どちらが正しいと思いますか?
答えは、「どちらも正しい」です、それを信じる人にとっては。
私が以前お会いした、「目標達成はつらいもの」
と考えている経営者は一度目標を立てたら、
それを達成するためにどんな犠牲でも払う人でした。
友人との付き合いを減らし、外食を減らし、
趣味の時間を削り、旅行などの楽しみも先送りし、
粉骨砕身で目標達成にはげんでいたのです。
いやいや、何もそこまでしなくてもいいのに……(苦笑)。
私はそう感じました。
そもそも、その目標というのが本当に大切なもので、
達成できなければ自分の大切な人が殺されてしまう、
みたいな目標ならいざしらず。
せいぜい売上や集客、収入を伸ばすみたいな、
その程度の目標だったのです。
毎月の食費にも困るような状態なら
東奔西走で頑張ればいいと思いますが、
そういうわけでもないのです。
それで、ここからが重要なのですが、
目標達成したら、またすぐに次の目標を立てていたのです。
ストイックに自分を追い込んで目標達成したら、
またすぐに次の目標を立てて自分を追い込む……
を繰り返していました。
そして、疲労でぶっ倒れることもありました。
私が何を言いたいか、もうわかるはずです。
要は、その人にとっては目標達成というのは隠れミノで、
実際はただ自分を追い込んで痛めつける手段だったのです。
つまり、その人にとっては「目標達成はつらいもの」、
でないといけなかったのです。
理由は自分を虐待するための手段だからです。
でも、世の中には楽しみながら目標達成をする人も
存在しますよね。
そういう人をマネすればいいのです。
最後に、なんで私が「目標達成はつらいもの」と考えている
経営者の話をここまで詳細に説明できるかというと、
それは過去の私がそうだったからですね。
偉そうに講釈を垂れていますが、
ようは過去の私に言いたいことなのです(笑)。