こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は前回の続きです。
「目標達成は楽しいもの」と考えている人は
目標を立てても、それを柔軟に変更する場合があります。
こういうことを書くと、「ズルい」とか、
「根性がない」と思うかもしれません。
しかし、私に言わせれば、目標というのは
「過去の愚かな自分が決めたこと」にすぎません。
たとえば、年始の1月1日に、1年の目標を立てたとしましょう。
それから1か月たって2月1日になれば、
1月1日よりも多くのことが見えてきます。
たとえば、こういったことです。
・実際に目標を達成するまで、意外と時間がかかりそうだ……。
・自分1人で達成する自信がなくなってきた……。
・目標を立てたはいいものの、その目標が自分に向いてなくて、
そもそも目標を達成する意味を見失い始めた……。
などなど。
さらに1か月たって3月1日になれば
さらに未来への見通しが立っていることでしょう。
さらに1か月たって4月1日になったら?
そして、5月1日、6月1日になったら?
1月1日時点よりもっと賢くなっているはずで、
より良い目標が見つかる確率が高くなります。
そのときに、1月1日時点の、愚かな自分が立てた
質の低い目標にこだわるべきですか?
こだわるべきでないどころか、
目標を柔軟に変えたほうがいいですよね。
もし、1月1日に立てた目標にこだわって、
それを無理やり根性で達成しようとしたら、
不幸になってしまいますから。
目標を達成するまでの期間も不幸ですし、
目標を達成した後に燃え尽きてしまうかもしれません。
1度立てた目標にこだわるべき人は、
未来を完璧に見通せる水晶玉を持っている人だけなのです。