こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日私は、父性について書きました。
ご参考:私の過去のクライアント
それで、こんな質問があったのです。
「相馬さんは、どうやって父性を取り戻したのですか?
父性について、おすすめの本はありますか?」
私が、どうやって父性を取り戻してきたかというと、
少しむずかしいのですが……。
パッと思い出せるのはこの3冊の本でしょうか。
1冊目
『父親はどこへ消えたか -映画で語る現代心理分析-』樺沢紫苑 (著)
私が思う、精神科医の樺沢紫苑さんの最高傑作です。
タイトル通り、父性について解説している本です。
有名な映画やアニメを使って
父性について解説しているので
とても分かりやすいです。
この本では、父性を取り戻すための
5つの処方箋が載っています。
処方箋1.父親との和解で自分が「父親」になる
処方箋2.自己成長で「父親」の問題を超える
処方箋3.子供と対峙して「父性」を取り戻す
処方箋4.メンターからのメッセージを受け取る
処方箋5.職場における「父性」的存在となる
このあたりの章が参考になると思います。
2冊目
『男らしさの心理学』ロバート・L. ムーア (著), ダグラス・M. ジレット (著), Robert L. Moore (原著), & 2 その他
この本は父性というよりも
大人の男についての本です。
ユング心理学をベースに、
欠けた人格を統合することによって
完璧な自分になるという趣旨ですね。
アンソニー・ロビンズのライフマスタリーとか
ジェームス・スキナーのメガイベントといった
高額セミナーで話されている4種類の元型の話です。
王様、戦士、魔法使い、恋人について、
それぞれ能動的なダークサイドと、
受動的なダークサイドについて書かれています。
王様の元型であれば、
暴君+弱虫=完璧な王様の元型。
戦士の元型であれば、
サディスト+マゾヒスト=完璧な戦士の元型。
魔法使いの元型であれば、
操作者+あどけない者=完璧な戦士の元型。
恋人の元型であれば、
中毒症+不能な男=完璧な恋人の元型。
※この4つの足し算の、
最初の方が能動的なダークサイドで、
後ろの方が受動的なダークサイドを表しています。
自分の中で、8種類のダークサイドが
自分にはあることを受け入れることで
私は父性を取り戻していきました。
3冊目
『「一流の男」への道』デイビット・ディーダ (著), 浅岡 夢二 伊藤 淳 (翻訳)
この本も、父性というよりも、
大人の男とはどういう存在かについて
書いてある自己啓発書ですね。
まあ、それなりに参考になるかもしれません(笑)。
以上です。