こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、どんな分野のノウハウでも、
清濁あわせ呑んで学ぶようにしています。
『スターウォーズ』の言葉で言えば、
ライトサイド(光明面)だけでなく、
ダークサイド(暗黒面)も知ることです。
たとえば、マネジメントを学ぶときは、
人を「愛」で動かすような方法だけを学んではいけない、
というのが私の持論です。
それだと、すでにダークサイドに落ちている人や
ダークサイドに落ちている社長の下で働いている人を
助けられないのです。
『君主論』のような、「恐怖」で統治する
マネジメントの方法も知っておく必要があるのです。
同じことが、SEOなどのマーケティングの
ノウハウにも言えます。
SEOには、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOという、
2つの手法があります。
ホワイトハットSEOとは、Googleのガイドラインに従って
Googleやユーザーとの共存を目指しながら
ページを上位表示させるクリーンな方法です。
他方、ブラックハットSEOとは、Googleをあざむき、
アルゴリズムの穴を不正について上位表示させる方法です。
私は、ブラックハットSEOは実践はしませんが、
知識として知っているようにします。
そうすることで、SEOの全体像がつかめるからです。
それと、勘違いしている人も多いのですが、
ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの間には
明確な境界線があるわけではありません。
実際には、その間には広大なグレーゾーンがあり、
つまるところグレーハットSEOもあるのです。
絶対にグレーな方法をやってはいけないのではなく、
自分がとれるリスクとリターンを考えて、
やり方を選択すればいいのです。
ノーリスクを目指すと、リターンも極小化するからです。
視点が低い人ほど、物事を極端に捉える傾向がありますが、
これはとてももったいない。
白か黒か、清か濁か、0か100かなどの二者択一だと
ビジネスで結果を出しにくいだけでなく、
メンタルも病んでしまう場合があります。
だからこそ、清濁あわせ呑むことが重要なのです。