こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私がセミナーをすると、
本当に下手くそな質問を受けることがあります。
それは仮説を立てていない(と思われる)質問です。
「最近、睡眠不足で眠れないのですが、
どうすれば眠れるようになりますか?」
みたいな質問です、たとえば。
まず、私が質問者に聞きたいのは、
「質問をする前にグーグルで検索したの?」
ということ。
だって、検索すればわかるような質問に
回答するのって面倒くさいですよね。
私は性格が悪いので、「ググれカス」と言いたくなります。
もし、仮説を立てているなら、
それを先に言ってほしいのです。
思考停止で何も考えていないような人に
答えを教えたところで意味がないからです。
どうせ自分で考える力がないので、
また疑問が出てきたら他の人に頼るだけ。
仮説を先に言うというのは、
「眠れない理由は運動不足かと考えたのですが」
みたいな枕詞をつけて質問をすることです。
すると、質問された側は感じます。
「ちゃんと、自分で仮説を立てて、
その上で確認のために質問をしているんだな」と。
ちゃんと自分で仮説を立てられる人は
どんどん伸びていきます。
そういう人を支援するのは楽しいですね。
そして、欲を言うなら、
仮説に加えて行動の結果なども先に言ってくれると
パーフェクトです。
「運動不足が原因かと仮説を立てて、
週4回、1時間のジョギングをしてみたのですが、
睡眠の深さは変わらなかったです」
みたいに言ってくれる人は、全力で応援したくなります。
思考力もあるし、行動力もあるので、
少し支援をするだけですぐに結果が出るからです。
このように、質問をする際には、
相手にどういう印象を持たれるかが重要なのです。
下手くそな質問をすると、
それだけで自分の第一印象を悪くしてしまいます。