こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、昨日の続きです。
なぜ、私たちは
「努力さえすれば、どんな才能でも花開く」
と勘違いしてしまうのでしょうか?
その理由は、
「人は自分の才能があることを好きになりやすく、
努力も続けやすい」
からです。
なぜなら、才能があることは、
努力すればするほど結果も伸びていき、
他人から褒められるからですね。
その結果、ある分野で努力をし続けられる人は、
その分野で才能がある人だけになっていくのです。
例えば私の場合、幼少期に、
ピアノや運動教室の習い事に
親から通わされました。
しかし、どちらも上達せず、
まったく面白くなくて、すぐに止めてしまいました。
つまり、私の場合は、
音楽や運動の才能はないのでしょう(笑)。
でも、私は暗記力や論理力に関しては
そこそこ才能が良かったようで、
だからこそ五教科で良い成績がとれました。
その結果として、もっと勉強にのめり込み、
五教科でもっと良い成績をとる……
というループになったのです。
このように、人は色々な選択をしながら、
自分の才能にあう分野で努力しようとするわけです。
ですから、
「努力さえすれば、どんな才能でも花開く」
のではなく、真実は、
「才能がある分野でないと、努力は続かない」
ということですね。