こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が見ていて、
「この人は仕事ができないなあ」
という経営者ほど、社員数を増やして
売上を作りに行こうとする傾向があります。
これは過去の私もそうだったので、(苦笑)
その気持ちはよく分かるのですが、
「売上が増えないなあ。
もう少し人数を増やせば、売上が増えるかもしれない。」
と考えがちなんですよね。
この場合、売上が上がらないのは
ビジネスモデルとか、業種とかの問題であって、
人数を増やしても改善しないんですよね。
このことは、「自分最適ビジネス」の講座の
参加者であれば、よく分かっているはずです。
あるいは、プロジェクト管理でも同様で、
「今、プロジェクトがうまくいっていないから、
人数を増やして対応しよう」
というのも素人のプロジェクトマネージャーが
よくやってしまう方法です。
この手の話で、よく例にあがるのが
ブルックスの法則です。
「プロジェクトが遅れているところに、
人を入れると、さらに遅れる」というものですね。
ご参考:ブルックスの法則(Wikipediaのリンク)
会社という組織も、1つの大きなプロジェクトと考えれば
社員数を増やしただけで売上が上がるわけがない、
ということが分かりますよね。