こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回の内容は、地味な反響がありました(笑)。
とくに人間関係が苦手な人にとっては衝撃だったようです。
覚えておいてほしいのですが、人間関係とは
「相手が自分を100%受け入れてくれるか、否(いな)か」という、
0か100かの世界ではないのです。
・この人とは10%理解しあえる
・この人からは50%認めてもらえる
・この人からは70%愛してもらえる
というように、人によって割合、すなわち距離感がちがいます。
もちろん私も、「相手が自分を100%受け入れてくれる」のが
理想だと思っていますが、それは白昼夢です。
現実的には価値観の違いなどがあって、
100%受け入れてくれる相手なんて存在しません。
それで、ここからが重要です。
人間関係を築くのが苦手な人に
私がオススメしたいのは
色々な人とあえて「対立」をしてみることです。
0か100かの人間関係を築こうとする人は
相手が少し自分を理解してくれないだけで
腹を立てたり、寂しさを感じたりするものです。
それを恐れるあまり、相手との対立を避けて
相手の言うことをなんでも聞いてしまったり、
そもそも人を避けたりしてしまいます。
しかし、対立とは、
「相手を理解するために必要なプロセス」なのです。
同時に、
「自分を理解してもらうために必要なプロセス」でもあります。
「ここまでは理解できるが、ここから先は理解できない」
「この人の、この価値観とは私はあいいれない」
「なるほど、この人はこんな考え方をするんだ……」
など、対立をすることによって相互理解が進み、
10%とか30%とか50%とか70%とか、
お互いにとって心地よい距離感を見つけられるのです。
もちろん、ここでいう対立とは意見の食い違いのことで、
殴り合いの喧嘩とかDVのことではありません。
いずれにしても、人との対立を避けているうちは
相手との心地よい距離感を見つけられないので、
人と親密になることができずに孤独なままです。
こういう孤独な人は、この仕組みがわかっていないので、
「白馬の王子様」みたいな白昼夢を見るんですよね。
コメント
こんにちは。
自分を理解してもらう為には対立する。
相手と語り合う事で理解が深まる。
対立を避けると、相手との距離は詰まらないので、
理解できないどころが想像でものを言ってしまう
ようになりますね。
顔を合わせても会話をしない、目を背ける相手には
どうしましょう?
話をしようと、アクションかけた方がいいですよね。
こうゆう人も、愛されたいと思っている人なのでしょうか…