こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、こんなことを聞かれました。
「相馬さん、ビジネスをやり始めて
ここまで軌道に乗せるまでの、武勇伝って何ですか?」
うーん、なるほど……
私はこの質問をされたとき、
面白い質問だな、と感じたのです。
実は、これと同じ質問を、
私も他の経営者に対してすることがありますが、
経営者と仲良くなるときに、とても効果的なんですよね。
この質問って、何か営業するときや、
信頼関係を築くときによくする質問です。
私たち人間は、人に対して自慢したい生き物なので、
武勇伝を話すというのは、多くの経営者にとって
「気持ちがいいこと」
だからです。
それが分かっているので、
私は武勇伝を経営者に聞くのです。
すると、ほとんどの経営者は
「よくぞ聞いてくれた!」という表情で、
武勇伝をとうとうと話してくれるのです。
これをするだけで、
色々な経営者と一発で仲良くなることが出来ます。
もし、インタビューする時間がじっくり取れるなら、
経営者に武勇伝を聞いてみて下さいね。
おすすめです。
ただし、「相馬さんの武勇伝は?」と言われると、
「ありません」という感じです。(苦笑)
私は、何かをやる前に、起こりうるハプニングを
片っ端から書き出して、それを事前に潰していく感じで
ビジネスをしていくタイプです。
なので、何か感動するような武勇伝がないのです。
それは、私自身がチームを作るとき、
「感動」を作り出すチームではなく
「常勝」を作り出すチームを目指しているからですね。
感動を目指すと一発逆転になりがちで、
不運が続くとプロジェクトが失敗しまうからです。
何かハプニングが起こっても、
高いパフォーマンスを発揮し続けることの方が
私にとっては重要だからです。