こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、「ウソつきの見極め方」について書きました。
ご参考:ウソつきの見極め方
その際、「未来から過去へと質問するとウソを見破れる」
と私は書いたのですが、
「それはどういう意味ですか?」とご質問いただいたのです。
今日は、この質問に回答します。
たとえば、ウソつきっぽい人が、
下記のことをあなたに話したとします。
(1)公園に行って、(2)その後で買い物に行き、(3)一度家に戻り、
(4)また外出して食事に行き、(5)最後にコンビニに行った
この場合、上記を相手が言い終わったあとで、
あなたはこう質問するのです。
「えっと、ごめん。
途中、考え事をしていて話を聞いてなかった。
最後にコンビニに行ったんだよね。
その前に行ったのはどこだっけ?」と。
そこで、「外出して食事に行った」と答えたら、
「なるほど、その前には何をしていたの?」
と未来から過去へと質問していくのです。
すなわち、(5)→(4)→(3)→(2)→(1)の順で
相手の行動を聞いていきます。
実際にやってみるとわかりますが、
ウソの場合、話の順番が変わったり、
話が飛んだりするのです。
あとは、ウソつきかどうかを確かめる場合、
エピソードを細かく細かく聞いていくのもいいでしょう。
細かくエピソードを話してしまうと
それを覚えることができなくなるんですよね。
また、話に矛盾する点が出てくるので、
さらにウソを重ねることになり、
ウソつきはどんどん辛くなっていきます。
ですので、ウソつきは細かく話すことを嫌います。
もし、細かく話すのを過剰に嫌がったら
ウソの可能性が高いでしょう。
また、細かく話したとしても、 まだ安心できない、信用できないという方は、 さらに過去へと話を戻してください。
特に、ウソつきがエピソードを細かく話したときほど、
未来から過去へ話を戻していくのは
至難のワザになりますので(笑)。
よほどの記憶力があるウソつきでなければ
話の順番が変わるか、飛ぶかします。