こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、勉強法の話。
色々な脳科学の本や、勉強本の本で説明されているように、
私たち人間の脳は「アウトプット志向」
でできています。
この理由は、なぜだかわかりませんが、
進化の過程で、そうなってしまったのでしょう。
つまり、
・学んだことを、人に話したり、書いたりして説明する
・学んだことを、すぐに実践する
・学んだ直後に、その内容をテストする
という状態だと、学習のインプット効率が
高くなる、ということです。
まあ、これは私たちの経験からしても、
論を待たないと思います。
「ここは試験に出ます」と言われると、
急に集中力が上がる、ということは
誰もがよく経験しているはずから。
逆に言えば、
・本を読んだだけ、
・オーディオプログラムを聞いただけ、
・セミナーを受けただけ、
というのは、インプット効率が極めて低いのです。
私が以前、ある経営者の方とお会いした時に、
「ああ、その習慣、経営者なら普通やりますよね!」
という話になったことがありました。
その、私とその経営者の共通点とは……
何かを学んだ直後に、
「その学んだことを、人に説明する」ということを
イメージの中でやっていた、ということです。
例えば、電車の中で本を読んでいたとします。
そして、その本で素晴らしい学びがあったときに、
そこでいったん、本を読むのを止めて、
「その学びを、身近な人に解説している自分を
最初から最後まで事細かに想像する」
という習慣です。
「最初にこれを伝えて、次にこれを伝えて、
最後にこれを伝えると、伝わりやすいかな……」
というように、色々と話す順番まで想像するのです。
これは、何でもそうで、本でも、オーディオでも、
セミナーでも、何か学びがあったときには、
必ず説明するイメージトレーニングをするのです。
あるいは、イメージトレーニングではなくて、
「実際」に説明するのです。
これは、以前私が、経営者の友人2人と
一緒にセミナーを受けた後に、
一緒に駅まで帰ったときのことですが、
「自分に話をさせんかい!」
と言わんばかりに、アウトプット大会になっていました。
その経営者曰く、
「アウトプットなきインプットは“犯罪行為”である」
とのこと。
やはり、強烈な結果を出す人は、
とがった信念を持っていますね。