こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日私は、相手のふところに入るための
コミニケーションについて書きました。
それについて読者から、こんなご感想をいただきました。
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相馬さんのご指摘通り、心の奥底には孤独と、
「自分の本心を話して傷つきたくない自分」が
常にいます。
私が敬語を使うのは相手との壁を作る目的もあり、
必ずしも礼儀で使っているわけではない場合が
確かにありますね(^_^;)
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ご感想、ありがとうございます。
このように、相手のふところに入ることができないのは、
自分のメンタルが原因なのです。
たとえば、「相手を傷つけてはいけない」とか、
「相手に失礼なことがあってはいけない」とか、
「私は価値がない人間だ」といった思い込みです。
このように、メンタルに原因があった場合、
いろいろなコミニケーションの本を読んだとしても
それを実行することができないのです。
なぜなら、書いてあることを実行しようとしたら、
猛烈な恐怖が襲ってくるから。
そして、ここからが重要です。
そういったメンタルに原因がある人ほど、
相手のふところに入るのが上手い人に対して
憧れを持っているのです、実は。
その理由は以前書いた通りです。
ご参考:べき論とは禁じられた欲望
つまり、相手に失礼なことがあってはいけないと思う人ほど、
心の片隅で、隠れて、こう思っているのです。
「私だって、たまには相手のふところに入って、
少しだけ失礼なことを言ってみたい。
そして、相手と仲良くなってみたい」と。
わかりますか?
まずは、自分の中に「禁じられた欲望」があることを
認めることが最初の一歩なんですね。
相手のふところに入っている人に対して、
怒りやジェラシーを感じているうちは、
親友をつくることはできませんので。