こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
会社の人事採用で大切なことの1つは
「ウソつきを面接のときに見極めること」です。
ウソつきは、経歴を詐称した履歴書を書いてきたり、
面接のときに“作った”エピソードを話してきたりして、
なんとか採用されようとするのです。
こういう人は典型的なテイカーであり、
自分の利益のためなら何でもします。
会社で採用してしまったら、
たいした仕事もできない上に、
会社の資産を利用するだけ利用して去って行きます。
要は、人間のクソですね(笑)。
それで、そういったウソつきを
どうやって見極めるかが本日のテーマです。
まず大切なのは、前職や大学在学中の
エピソードを細かく、細かく聞いていくのです。
相手の事実だけを過去から未来の流れで
具体的に、具体的に聞いていくのです。
そして、ここからが重要です。
エピソードを過去から未来へと聞いていったら、
それと全く同じエピソードを、
今度は未来から過去へと逆に聞いていきます。
そうすると、先ほどの話と噛み合わなくなるのです。
事実を話している人の場合、
記憶が強固なので逆から聞いていっても
エピソードの整合性がくずれることはありません。
ですが、ウソのエピソードの場合、
そもそも記憶が存在しないので
逆から聞いていくと話がおかしくなるのです。
あなたが面接を担当する場合、
この方法を使って、ウソつきをあぶり出してくださいね。
また、「夫が浮気をしているんじゃないか」
という疑問がある場合にもこれは有効です。
「●日の●時、何をしてた?」と聞いて、
一度エピソードを具体的に話してもらったあと、
今度は未来から過去へ逆に話してもらいましょう。
逆から話してエピソードの整合性がとれなくなる場合、
残念ながらおそらく浮気をしているでしょう。