こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これは男性よりも女性に多いのですが、
「周りの人が私をわかってくれない」とか、
「夫が私のことを理解してくれない」と、
と悲観的に世の中を見る人がいます。
こういう人は、私がコンサルティングをしても
ほとんど効果がないのです。
私が何かを教えたとしても、
「相馬さんでさえも、私の伝えたいことを
全然理解してくれていない!」
と言って、私の話を聞こうとしないからです。
それどころか、ひどい人だと
「ああ、やっぱり私は愛されていないんだ」
と悲劇のヒロインを演じ始めるからです。
でも、考えてみてください。
まず、私たちは自分自身でさえ、
100%理解していないですよね。
ましてや、他人があなたのことを
100%分かってくれるわけがありません。
ですので、自分のことを
100%理解してくれないからといって
悲嘆に暮れる必要はないのです。
それに、人が興味があるのは、他人ではなくて、
自分自身のことですよね。
そもそも、他人のことを深く理解したいという人は
世の中にほとんどいませんし。
私だって、クライアントが言っていることを
せいぜい1~2%しか理解していないと思います。
でも、その1~2%でよくないですか?
私の場合、他人から1~2%も理解してもらえれば
それで十分だと思っています。
ですから、自分の伝えたいことを
100%完全に理解してもらうのは、
不可能だと思ったほうがいい。
覚えておいてください。
「期待は幻想」です。
女性的で悲観的な人が、周りの人に
「私をいつも理解してほしい」と期待しているなら、
それは常に失敗に終わり、幻想だったと気づくでしょう。
つまり、その期待を強く持つほど
人生はとても不幸なものになります。