こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、自分のセミナー参加者やクライアントに、
「相馬先生」と呼ばないように言っています。
その理由については、過去に書いたとおりで、
参加者やクライアントの自立をうながすためです。
ご参考:私が弟子をとらない理由
これ以外の他の理由としては、
弟子から反骨心や見捨てられ不安などを
ぶつけられないようにするためです。
たとえば、幼少期に親から十分な愛情を貰えずに
育った子どもの場合、大人になっても
親の代わりを探し求めます。
親の代わりとは、多くの場合、先生とか師匠など、
ビジネスなどで自分よりも結果を出していたり、
自分よりも年上だったりする存在です。
そして、恐ろしいのはここからです。
弟子は、親から愛情を貰えなかった怒りを
反骨心として先生にぶつけることがあります。
有名なのは経営コンサルタントの
神田昌典さんの例ですね。
神田さんは弟子(セミナー参加者)の1人から
「なんとしても神田先生を超えたい!」
という反骨心をぶつけられていた時期があります。
また、神田昌典さんのビジネスパートナーの1人は
自殺をしたことで有名です。
その原因は、これはあくまで私見ですが、
「神田先生は私のことを見てくれない!」
という見捨てられ不安だと思います。
※見捨てられ不安とは、対人不安のことで、
「見捨てられたくない」という心理的な問題のことです。
神田さんのビジネスパートナーの場合、
個人的見解ですが、心理学用語で言えば、
「境界性パーソナリティ障害からくる見捨てられ不安」
が自殺の原因ですね。
私は長くビジネスをしていきたいので、
上記のような弟子からの反骨心や見捨てられ不安を
ぶつけられたくないのです。
これが、私が弟子をとらない別の理由です。
こういった反骨心や見捨てられ不安からは
逃げておくに越したことはありません。