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クソ発見

自己啓発

2017年5月31日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

あなたは、「車輪の再発明」という比喩をご存知でしょうか?

これは、SEとかプログラマがよく使う言葉で、
ここでいう車輪とはプログラムのことを指します。

 

 

すでに広く知れ渡っているプログラムの存在を知らず、
自分でゼロからプログラムを作ってしまうことの
愚かさを皮肉った言葉です。

 

これを文字って、「クソの発見」と
私が呼んでいる事象があります。

 

それは、大学などの研究において、お金と時間をかけて、
何の価値もないことを発見する愚かな行為のことです。

そして、今日もまた私は、
この事象を見つけてしまいました(笑)。

 

それが、これです。

ご参考:たくさんの本に囲まれて育った子どもには
どのようなメリットがあるのかを6000人を対象に研究

 

この記事を要約すると、本がたくさんある家庭だと、
子どもは収入が高くなったということです。

 

で、それがどうしたの?(笑)

この調査結果って、何の意味もないですよね。

 

この実験者は、相関関係と因果関係がちがうことを
理解していないのでしょうか。

 

たくさんの本がある家は、親の知能指数が高く、
その知能指数が子どもに遺伝して、
子どもが高所得になっただけかもしれません。

 

つまり、家に本があろうとなかろうと、
頭が良い親から生まれた子どもなら
収入が高くなって当然ですよね。

 

もし私が研究するとしたら、
生まれてすぐに片方だけが養子に出された
一卵性双生児を集めて観察研究をおこなうでしょう。

 

そして、一卵性双生児の片方を本がたくさんの家で育て、
もう片方を本が全然ない家で育てて、
他はほぼ同じ条件にするのです。

 

そして、成人した後の収入を比較するでしょう。

 

この観察研究の方法が、もっとも因果関係を
厳密に見つけやすいからです。

 

要は、私は、「生まれつきIQの高い子どもが、
出来レースでただ高収入になっただけでは?」
と仮説を立てているのです。

 

※以前私は、政治学者のチャールズ・マレーが発表した
「IQと遺伝についての驚くべきデータ」を掲載したので、
そちらも併せて読んでみてください。

ご参考:高IQ向けのビジネス

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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