こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が知っている経営者で、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)と思われる人が何人かいます。
新しいプロジェクトを次から次へと立ち上げたり、
新しい会社をどんどん作ったり、
新しい商品を次から次へとリリースをする人です。
そういった人は、周りの社員が振り回されて、
社内が本当に大変なことになるケースが多いのです。
社長が“今”興味をもったことに
次から次へと首を突っ込んでいくためです。
すると、その社長の会社は、
みんなが忙しいわりに儲からないのです。
さて、以前も書きましたが、
まったく新しいプロジェクトを立ち上げた場合、
数年間は大きな利益が出ないことが多いです。
ご参考:情報弱者の一発逆転
しかし、数年たって揺籃(ようらん)期を終え、
プロジェクトが軌道に乗ったあかつきには
ADHD社長の興味はもうすでに他に移っているのです。
ゆえに、これから収穫の秋を迎えるというのに、
「そのプロジェクトに対して興味が持てない」
という理由で、利益が出るプロジェクトを手放すのです。
これは、本当に悲劇です。
私が考える、そういった社長と付き合うコツは
その会社の社員として働くのは絶対にやめて
社外のビジネスパートナーとして働くことです。
それに加えて、自分の仕事の範囲を決めておき、
その範囲外の仕事を頼まれたとしても絶対に断ること。
さらに、毎月決まった金額の報酬を請求することです。
これをしないと疲弊してしまううえに
どんどん貯金も減ってしまうので気をつけてくださいね。