
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回から、
「世界の成功者が実践する神習慣7選」と題した、
全4回のシリーズ形式の記事を書いています。
第1回目では、
if-thenプランニングについてお伝えしました。
障害が起きてから慌てるのではなく、
事前に障害を予測して対策を決めておく。
それだけで、行動を続けられる人が
2倍以上になるという話でしたね。
もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ前回の記事も読んでみてください。
ただ、事前に障害の対策を決めておいても、
実際に行動して失敗すると落ち込んでしまい、
続ける気力がなくなることもあるかもしれません。
あるいは、やろうと思っていても、
なかなか行動に移せないこともあるでしょう。
第2回目では、そうした壁を乗り越えるための
成功者の習慣を2つお伝えします。
この習慣を実践すれば、感情に振り回されずに
淡々と行動を続けられるようになるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
=======================
『 世界の成功者が実践する神習慣7選(第2回目)』
伸びる人ほど失敗をデータに変える
=======================
では、今回の本題に入ります。
2つ目の習慣は、
「データ視点で考えること」です。
ダイエットで1回失敗したら、
もう続ける気が起きなくなる。
英語の勉強で1回挫折したら、
「自分には才能がない」と感じてしまう。
あなたは、そんな経験はありませんか?
そこで紹介したいのが、失敗を「恥」ではなく
「データ」として受け取ること。
私が「データ視点」と呼んでいる習慣です。
……と言ってもピンと来ませんよね。
そこで、ある人物の事例を紹介します。
あなたも、
ダイソンの掃除機をご存じですよね。
吸引力が落ちない掃除機です。
その創業者がジェームズ・ダイソン。
彼は最初の掃除機を完成させるまでに、
5年間で何個の試作品を作ったと思いますか?
100個?
300個?
それとも500個?
違います。
なんと、5,127個です。
1年あたり、およそ1,000個。
つまり、1日に3個、
作っては失敗、作っては失敗を繰り返した。
それを、5年間、続けたんです。
すごい根性だと思いませんか。
でも、本当に大事なのは、
ここからです。
なぜジェームズ・ダイソンは、
1日3回の失敗を5年間も続けて
心が折れなかったのでしょうか。
答えはシンプルです。
彼にとって失敗は「恥」ではなく、
「成功へのデータ」だったからです。
彼は失敗のたびに、記録していました。
何を変え、何が起き、そして次は何を変えるのか。
つまり、一つひとつの失敗から
情報を集めていたんです。
これが「データ視点」です。
では、ここで質問です。
私たちが失敗したときに脳の中で何が起きているか、
あなたは説明できますか?
多くの人は「落ち込む」「気持ちが沈む」と答えます。
つまり失敗を「恥」として捉えているんです。
すると、脳の恐怖を感じる部分が反応して、
ストレスホルモンが分泌されます。
一方、「失敗はデータだ」と捉えると、
どうなると思いますか?
今度は脳の冷静に分析する部分が働き始めます。
つまり、同じ出来事なのに、捉え方を変えるだけで、
脳の反応する場所が物理的に変わるんです。
たとえばダイエットなら、
リバウンドしたときに「私はダメだ」と考えるのか。
それとも「なぜリバウンドしたんだろう。
これは記録するチャンスだ」と捉えるのか。
仕事なら、上司に叱られたときに
「自分は使えない」と考えるのか。
それとも「次に避けるパターンが見えた」
と考えるのか。
この違いです。
これにも科学的なエビデンスがあります。
スタンフォード大学の研究で、
こんな実験がありました。
参加者を2つのグループに分けて、
事故現場のショッキングな映像を見せます。
片方には「これは観察データだと思って、
冷静に見てください」と伝える。
もう片方には何も伝えない。
結果、「観察データだと思って見た」グループの方が、
ストレス反応が明らかに低かったんです。
見ている映像はまったく同じ。
それなのに捉え方を変えただけで、
脳の反応が変わったんです。
ご参考:
Antecedent- and response-focused emotion regulation: Divergent consequences for experience, expression, and physiology.
https://psycnet.apa.org/doi/10.1037/0022-3514.74.1.224
今日からうまくいかないことがあったら、
「データ視点」で3つだけ考えてみてください。
・何をしたか
・その結果、何が起きたか
・次は何を変えるか
英語の勉強なら、
・単語アプリを使った
・全然覚えられなかった
・次は声に出してみる
副業なら、
・メルカリに3つ出品した
・1つも売れなかった
・次は写真を綺麗に撮り直す
メモをするのは紙でもスマホでも構いません。
さて、私のクライアントに
30代女性のNさんという、
学習塾を経営している方がいます。
彼女はチラシで集客していました。
そこで私は「データ視点」を持ってもらいました。
具体的には配ったチラシの内容と、
問い合わせ件数をただ記録するだけ。
それだけで、どんなチラシが
反応されやすいのかが見えてきたんです。
最終的に、生徒数は1年で2倍以上になりました。
このように、成功者は失敗を
「恥」として抱え込みません。
データとして受け取ります。
うまくいかなかった数だけ、
次に勝つための発見がたまっていく。
これが、成功者の2つ目の習慣です。
では、ここからは
3つ目の習慣を紹介します。
3つ目の習慣は、
「時刻スイッチを入れること」です。
あなたは、朝「今日こそ集中するぞ」と
思ったのに、気づいたら夜になっていた。
そんな経験はありませんか。
そこで紹介したいのが、
「やる気」ではなく「時刻」で動くという考え方です。
私はこれを「時刻スイッチ」と呼んでいます。
毎日決まった時刻に、
決まったことをする。
これが時刻スイッチです。
具体例を一つお話しさせてください。
あなたも村上春樹さんを
ご存じですよね。
『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』で有名な、
世界的な小説家です。
彼にはなんと40年以上も続けている、
執筆ルーティンがあります。
朝起きて午前中に5〜6時間執筆し、
午後はランニング、夜は早く眠る。
これを毎日同じリズムで、
40年間も続けているんです。
さすが成功者だと思いませんか?
でも、本当のポイントはここからです。
実は彼、29歳まで東京でジャズ喫茶を経営していた、
完全な夜型人間でした。
深夜に店を閉めてから、台所のテーブルで小説を書く。
書ける日もあれば、
まったく書けない日もあったそうです。
ところがある日、彼はお店を売却して
生活を一変させます。
毎日決まった時刻に机に向かう。
そういう生活に変えてから、
安定して書けるようになったんです。
やる気が出るのを待っていると、
いつまでも書けない。
でも決まった時刻が来たら書く。
そう決めておけば、
やる気がなくても体が動きます。
これが時刻スイッチです。
では、ここで質問です。
なぜ「決まった時刻」に動くと、
こんなに続けやすくなるのでしょうか。
あなたはこの仕組みを説明できますか。
多くの人は「気合いの問題」とか
「習慣だから」と答えます。
でも、それでは不十分です。
理由は人間の脳が、
時間によって状態を切り替えているからです。
毎日同じ時刻に同じことをしていると、
脳はその時刻が近づくだけで自然と準備を始める。
逆に「いつやるか」が毎日バラバラだと
どうなると思いますか?
脳は毎回ゼロから
「やるかどうか」を判断することになります。
そして、その迷いが
エネルギーを奪ってしまうんです。
たとえば仕事なら、
「気が向いたら資料を作る」人よりも、
「毎日10時から資料を作る」と決めた人のほうが
はるかに手が動く。
家事でも「いつか片付ける」よりも
「毎朝7時に5分だけ片付ける」と決めた人のほうが、
続きやすい。
ですので、あなたにお願いです。
「何を、いつ、どこでやるか」を
固定してください。
朝でも昼でも夜でも構いません。
あなたが取り組みやすい時間で大丈夫です。
たとえばダイエットなら
毎晩9時にその日の食事を記録する。
仕事なら、毎朝10時に、
いちばん大事な仕事を30分だけ進める。
大事なのは、毎日同じ時刻にやると決めることです。
さて、私のクライアントに、
40代の女性のYさんという経営者がいます。
Yさんは気が向いたときだけ
SNS投稿の文章を書いていたんです。
なので、気乗りしない日は
SNS更新ができませんでした。
そこで毎朝8時に、
SNS投稿の文章を考えると決めてもらいました。
これだけで、半年後には
フォロワーが1.5倍になったそうです。
成功者はやる気で動こうとしません。
毎日決まった時刻に体が動くような、
時刻スイッチを持っている。
これが、成功者の3つ目の習慣です。
=======================
「世界の成功者が実践する神習慣7選」の
第2回目は以上です。
次回は、成功者の4つ目と5つ目の習慣をお伝えします。
「目標を立てたときはやる気満々なのに、
なぜか行動ができない」
「頑張って成果を出したのに、なぜか虚しい」
そんな悩みを解決する重要な内容なので、
ぜひ楽しみにしていてください。




















