こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
色々なクライアントを見ていて思うのですが、
結果を出している人と出していない人では、
スキルに対する思い込みが違うんですよね。
結果を出していない人は
スキルの重要度についてこう考えます。
1.商品提供のスキル
2.バックエンド商品を売るスキル
3.フロントエンド商品を売るスキル
※ここでいうフロントエンド商品とは
見込み客に最初に買ってもらう低額商品。
一方で、バックエンド商品とは、
既存の顧客に買ってもらう高額商品を指します。
※フロントエンド商品とバックエンド商品については
私のチームが運営しているブログ「ビジネス心理学」で
くわしくまとめたので読んでみてください。
ご参考:フロントエンド・バックエンド商品とは|マーケティング用語
それで、ここからが重要です。
一方で、結果を出している人は
スキルの重要度についてこう考えます。
1.フロントエンド商品を売るスキル
2.バックエンド商品を売るスキル
3.商品提供のスキル
つまり、結果を出していない人とは
考え方が正反対なんですね。
私は、商品提供のスキル、
たとえば整体院なら整体のスキルなどは
もっとも重要ではないと思っています。
なぜなら、自分の会社で商品提供ができないなら、
他の会社に自分のお客さんを紹介して、
紹介手数料をもらえばいいだけだからです。
たとえば、金森重樹(かなもり・しげき)さんという
経営者の事例をご紹介しましょう。
金森重樹さんは行政書士として独立し、
開業した初月で月商100万円を稼ぎました。
その方法は簡単で、ひたすら集客だけをするも
自分で行政書士の業務をまったくやらず、
その業務を全国の行政書士へと横流ししたのです。
そして、全国の行政書士から
業務の紹介手数料をもらうことにしたのです。
その結果、開業3年で年収1億円を稼ぎました。
ご参考:金森重樹氏の経歴は? 年収からふるさと納税まで徹底解説
同様に、世の中のポータルサイトって
みんなそういう構造になっていますよね。
集客はするけれども、商品提供はまったくせずに
その業務を横流しして、
紹介手数料をもらうビジネスモデルです。
そうやって川の上流をおさえるから、
一番お金が稼げるわけです。
うまくいっていない会社を見ると、
川の上流ではなく、川の下流で必死に努力していて
もったいないなあと思います。
もちろん、集客力ではなくて、
商品の質が成功する上でもっとも重要な要素に
なっている業界も一部にはあります。
ですので、一概には言えないのですが、
自分の業界のスキルの重要度がわかっていないと
ムダな努力になりますね。
コメント
そういう考えを持ったことがありませんでした。
相馬さんのブログを読んでるとすこし世界が違って見えてきます。
私は前までトリマーと動物看護師をしていました。
トリマーだったらスキルが第一でしょうね。フロントエンドは初回割引とか、でしょうか。
マルチに出来るより、この犬種が得意、歯みがきもしてくれるとか、そういったプラスの強みがそこにしかないものを作るという事なのでしょうね。