こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、心理学で色々な人と接してきた観点から
常識を壊すことを書きますね。
私がキリスト教を見ていて、
「これだと人間関係がうまく行かないな」
と感じるのは「赦(ゆる)し」の教えです。
「右の頬を殴られたら、左の頬を差し出せ」では
人間関係は絶対にうまく行きません。
たとえば、夫婦において、
ご主人が不倫をしたとしたら、
奥様はそれを見つけたときに、すぐに赦さず、
「必ず報復を“しなければいけない”」
と覚えておいてください。
つまり、奥様は感情のおもむくままに暴れ、
悪態をつき、お詫びの金品を要求するなどして
報復を“しなければいけない”のです。
ここでもし、報復をしないで
自分の心に嘘をついて「赦し」たとしても、
その問題は実は何も解決しません。
その場は丸くおさまったかのように見えても、
奥様の心に刻み込まれた怒りや悲しみ、無力感、
不安、恐怖といった負の感情は残り続けます。
その負の感情をずっと抑圧し続けてしまうと、
別居や離婚などのもっと大きな問題を引き起こします。
過度な一般化をした表現で申し訳ないのですが、
日本の女性はこの点において
負の感情を抑圧しやすい傾向にあります。
逆に、日本の男性は、そういった際でも
女性を支配下におきたがる傾向にあります。
このように、相手にひどい仕打ちをしたら、
謝っただけでは絶対に解決しないのです。
つまり、ひどい仕打ちをした人間は、
「私は相手から報復を受けなければいけない」
と腹をくくる必要があります。
そして、報復を受けたあとに、
そこでようやくお互いを赦しあうのです。
コメント
「右の頬を叩かれたら、左の頬を出せ」と行動し、
親には、プレゼント出来ずに終わりそうです。
>もちろん、親は〜あらゆる手段で妨害してくる〜。
私は6代続く家の2人姉妹。長女で家を継ぐ娘として
妹とは全く別に、幼少期、非常に厳しく育てられました。
…親との関係は、元夫との関係と同じ。
離婚出来なくて苦しんで居た時
…両親が私の子供達に対する接し方は、
幼少期の私と同じ、冷たいものでした。
…元夫とも会話が無く
50歳過ぎ「どんなに耐えても無理」と感じ
精神科に行くと、適応障害と言われました。
すると元夫は「離婚したいと言うのは
お前が鬱病だから、薬をのんで治せ」と言われ
私の話を聞くどころか、逆切れしました。
私は、離婚。父親は認知症になる。
それでも親だからと実家に戻り
亡父を介護して、子供達に絶交されると直ぐ
母は、妹夫婦の息子を養子にしました。
幸せな妹家族を見ると今も苦しいです。
「母に報復しないと自分が壊れる」と気付き
報復を始めた私も、相馬さんと同じ妨害をされました。
その度に「親を責める自分が悪い」気がして落ち込み
報復の手を緩めるので、状況が変わらない。
…元気だった母は脳梗塞を起こし、
1年以上経った今も、麻痺が残ります。
…脳梗塞だからと、母の隣で眠る私は、
「『さっさと家を出れば良いのに』と
妹夫婦が私を笑う」と、母に言われ
我慢出来なくなりました。
大人になるまで、反抗期が無く
完全な報復が出来なかったので
自分をどうにも出来ません。
時期を見て、実家を出ようと思います。
私の場合は、母にも報復できずに終わると思います。
…時期を逸すると、報復が難しくなりますね。