こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
べき論が多い人は孤独になることを
以前、私は書きました。
ご参考:あなたが孤独になる理由
※べき論とは、下記のような、
「~すべき」という強迫的な価値観のことです。
・年上の人をうやまうべきである
・ダメなところはさらすべきではない
・完璧でなければいけない
今日は、べき論が多い人が孤独になるのはなぜか、
以前に書いたものとは違う理由をご紹介します。
その理由とは、べき論が多いと、
他人を攻撃してしまうからです。
「あなたって、なんで年上の人を敬わないんだ!」
「なぜそうやって、ダメなところを人前で見せるんだ!」
「完璧になる前に、世に出すなんて!」
そうやって、べき論が強い人から攻撃された人は
「この人、本当にうざったいな……」と感じるので、
はなれてしまうわけですね。
このように、べき論が強い人はまわりと衝突し、
その結果、まわりの人が去っていくのです。
当たり前ですが、まわりの人は
あなたにはコントロールできませんし、
コントロールされたいとも思っていません。
したがって、べき論をぶつけてくる人は、
相手からするとうざったく感じているのです。
これ、夫婦関係でもよくあるパターンですね。
結婚する前は、「恋は盲目」状態なので、
仮に嫌なところがあっても目に入りません。
ですが、結婚後は自分のべき論がある部分について、
相手に怒りを感じることになります。
そして、「あなたのためだから」という建前で
「アドバイス」という形を使って、
べき論をぶつける人は多いわけです。
残念ながら、そういう人は
何年後かに相手が愛想をつかして
離婚することになるのです(笑)。
ですので、人間関係、とりわけ夫婦関係において
相手に対してイラッとくる人は
人生において孤独な最期を迎えます。
まあ、自業自得ですよね。
また、相手への怒りをぶつけない人は、
それはそれで、ちがう問題を抱えることになります。
詳しくはこちらをお読みください。
ご参考:無感情への5段階