
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、「完全版! マーケティング用語集77選」の
第8回目です。
第8回目では、広告を使って集客する際に必要な
マーケティング用語を7個解説します。
第4回目の記事でご紹介したとおり、
お金をかけなくても集客することはできます。
しかし、無料での集客方法は、
コツコツ発信したり人脈を作ったりすることが必要で
非常に多くの時間と労力がかかるため、
どうしても限界があります。
一方、適切に広告を打てば、お金はかかりますが
ビジネスを一気に成長させることが可能です。
あなたも、もし資金に余裕があるなら、
広告を使って集客してみたいと思いませんか?
ただし、広告費を無駄にしないためには
広告を出すタイミングや種類など、
知っておくべき知識が存在します。
そこで、今回は広告の基礎を身につけるための
マーケティング用語を解説するとともに、
何億円もの広告費を使い続けてペイし続けてきた、
弊社のやり方も特別にご紹介します。
あなたの大切なお金を無駄にしないためにも、
ぜひ最後まで読んでください。
(第1回目から第7回目の記事も、
まだ読んでいない場合はぜひ読んでみてください)
★各用語に3段階で重要度を設定しています。
基準は以下のとおりです。
【重要度1】
汎用性はないが少数の業種では極めて重要
【重要度2】
半分くらいの業種で極めて重要
【重要度3】
多くのビジネスで極めて重要
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『完全版! マーケティング用語集77選(第8回目)』
広告の基本が理解できる用語7選
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今回も、あなたがダイエットトレーナーと仮定して
解説を進めていきますね。
あなたは今、
このように感じていると想像してください。
「お金をかけずにコツコツと集客することは
できるけれど、お金をかけてもいいから
もっと集客する方法はないだろうか?」と。
では早速、マーケティング用語を解説していきましょう。
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お金がかかる集客法のマーケティング用語7個
1.SNS広告
2.検索連動型広告
3.ディスプレイ広告
4.リターゲティング広告
5.PPC広告
6.純広告
7.インフルエンサー
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【1.SNS広告】
意味:SNSに出す広告/重要度2
2024年現在、主要なSNSは5つあります。
Facebook、Instagram、YouTube、
TikTok、X(旧Twitter)ですね。
これらに出す広告がSNS広告です。
「この中でどの広告がおすすめなの?」
「私の商品に向いているのはどれ?」
と思うかもしれません。
いい質問ですね。
結論から言うと、
広告代理店(広告運用の担当者)に聞くのがおすすめです。
なぜなら、商品やタイミングによって
大きく変わるからです。
ちなみに、自分でこれらのSNS広告を
運用するのは非現実的です。
広告代理店を見つけて運用代行をお願いしましょう。
私もそうしています。
最小の運用金額は毎月の広告費が
20万円以上のところが多いです。
「えっ、月20万円以上も広告を打つの?
高いなあ」と思うのであれば、
まだ広告を打つフェーズに入っていません。
【2.検索連動型広告】
意味:検索エンジンに出る広告/重要度3
グーグルで検索したときに、
検索結果の最初に表示される広告ってありますよね。
あの広告が、検索連動型広告です。
この広告は正しい方法を使えば、
他の広告より購入に近いお客さんを集められます。
「正しい方法って何?」と思いますか?
それは、あなたの名前、あなたの会社名、
あなたの商品名などの固有名詞で広告を出すことです。
なぜだかわかりますか?
あなたの名前で検索してくる人は、
「すでに興味を持っている見込み客」
である可能性が高いからです。
ただし、あなたの名前、会社名、商品名で
すでに検索1位を取っているなら、この広告は不要です。
また、「ダイエット」のような
一般的なキーワードで広告を出すのは
あまりおすすめしません。
競争が激しいため、初心者だと
広告費を回収できない場合が多いからです。
【3.ディスプレイ広告】
意味:HPに出るバナー広告/重要度2
たとえば、誰かのブログなどを見ているとき
長方形の広告が表示されることがありますよね。
これがディスプレイ広告です。
ディスプレイは英語で「表示」という意味ですよね?
ブログなどの広告表示スペースに出すので
ディスプレイ広告と言います。
このディスプレイ広告はペイする難易度が高いため、
初心者は無理に手を出さないほうが良いでしょう。
ダイエットトレーニングであれば、
ライザップのように大企業になってからでも
遅くありません。
ちなみに、検索連動型広告とディスプレイ広告の
2つを合わせて「リスティング広告」と呼びます。
【4.リターゲティング広告】
意味:再訪を促す広告/重要度1
「リターゲティング」という言葉の「リ」は
「もう一度」という意味です。
同じお客さんに対して、
もう一度HPに来てもらうので
リターゲティング広告と言います。
別名リタゲ広告とか、リマーケティング広告とも言います。
あなたは、何かの広告を一度タップしたら
その後も同じような広告が
繰り返し表示されたことってありませんか?
これがリターゲティング広告です。
一昔前は非常に有効とされていました。
見込み客に買ってもらうまで、
何回も何回も広告を出せたからです。
ただし現在は、プライバシー保護の観点で
この広告は問題視されているので、重要度を1にしました。
【5.PPC広告】
意味:クリックごとに支払う広告/重要度2
PPCはペイ・パー・クリックの略です。
日本語に訳すとペイは「支払う」、パーは「ごとに」、
クリックはそのまま「クリック」で、
「クリックごとに支払う」という意味ですね。
逆に言うとクリックがなければ広告費はかかりません。
安心でしょ?
SNS広告や検索連動型広告、ディスプレイ広告など、
ウェブ広告は基本的にPPC広告ばかりです。
つまり、クリックされて初めて費用が発生するので、
表示されただけでは課金されないのが特徴です。
【6.純広告】
意味:買い切り型広告/重要度1
この純広告は、PPC広告の対義語です。
「対義語ってどういうこと」って
思いますよね?
簡単に言えば、クリックに関係なく
「この期間に広告を表示し続けるので、
この広告費を支払ってください」
というのが純広告です。
純広告が多いのはオフラインの広告です。
たとえば、看板広告などですね。
街でよく見かけるでしょ?
オンラインの純広告は
今はほとんどありません。
私達のような中小企業や個人事業主は、
使うことはあまりないはずです。
【7.インフルエンサー】
意味:影響力のある人物/重要度1
「あー、知っている」と思ったかもしれません。
使える業界が限られるので、重要度は1にしました。
たとえば、ライザップは
芸能人にダイエット・トレーニングを提供し
広告に出演してもらっていました。
当然、ライザップ側が出演料を支払っていたはずです。
インフルエンサーを活用する事例としては、
ユーチューブでダイエット情報を発信している人物に
お金を支払い、あなたのランディングページを
紹介してもらうことなどです。
ただし、注意点があります。
効果があるのは、あなたの商品(ダイエット)と
同じジャンルのインフルエンサーだけだということです。
お笑い系のインフルエンサーなど、
異なるジャンルの人物にお願いしても
お金はペイできないでしょう。
お金がかかる集客法の
7つの用語の解説は以上です。
さて、ここまでの内容を実践すれば、
広告費によって利益率は下がるものの
利益額としては増加しているでしょう。
ただ、広告代理店の担当者と話す際には
いろいろな広告の専門用語が出てきて
戸惑うことがあるかもしれません。
こういった用語を覚える必要はありませんが、
「なぜその用語が重要なのか」という
本質の部分だけは理解しておきましょう。
担当者との会話がスムーズになり
広告運用の質が上がるからです。
ですので、次回は広告代理店と話すときの用語を
10個ご紹介します。
さらに、9回にわたる用語解説の総まとめとして
マーケティングにおいて最も重要な
2つの用語も解説しますね。
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「完全版! マーケティング用語集77選」の
第8回目は以上です。
次回はいよいよ、このシリーズの最終回です。
あなたのビジネスの利益を最大化させるための
重要な話をします。
ぜひ見逃さないようにしてください。