こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私がホームページを作るときに意識していることは、
「デザインを洗練させすぎない」ということです。
つまり、あえて少しダサいホームページにする、
ということです。
これは、販売者の側からしたら
信じられないかもしれませんね。
なぜなら、多くの販売者は、
洗練されていて、クールなホームページにして、
「格好良く思われたい」と思っているからです。
ですが、洗練されたホームページにすればするほど、
客層が絞られてしまいます。
たとえば、インスタグラムなどは、
とても洗練されたデザインですよね。
ご参考:インスタグラム
そして、だからこそ利用者の多くが
10代や20代の女性ばかりにに偏っているわけです。
ですが、このデザインだと50代や60代の男性は
あまり寄り付かなくなるわけです。
「おそらく、顧客層は若い女性ばかりなのではないか?
私にとっては洗練されすぎていて、入っていきにくい」と。
わかりますか?
オフラインの店舗でイメージしてみましょう。
原宿の街中に、ファンシーでフリフリなデザインの
ゴスロリみたいなカフェがあったとしましょうか。
歩道から、窓ガラスごしにのぞいて見ると
顧客層は10代や20代の女性ばかりで
誰も男性が座っていません。
そういうカフェがあったときに、
そこに50代や60代の男性が1人で入れるでしょうか?
まず無理ですよね(笑)。
私が言いたいのはそういうことです。
デザインを洗練させたり、クールにさせたりするほど、
特定の顧客層だけには強く刺さりますが、
それ以外の顧客層がまったく来なくなります。
そうすると、自分で自分のお客さん候補を
減らしてしまうわけです。
私の講座の男女比がほぼ半々で、
20代から60代以上の人まで来てくれている理由の1つは
デザインを洗練させすぎていないからです。