こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。
今回の内容は起業や副業をするなら
必ず知っていてほしい知識です。
なぜなら、これがわかっているかどうかで
本当に億単位で売上が変わるからです。
マーケティングの常識とも言える内容なのですが、
セミナーの参加者などと話していて
意外とピンときていない方がいて驚きました。
「ビジネスするなら知らないとヤバいよ！」
と思ったので、あらためて解説しておきます。
それは「リストがないとヤバい」ということです。
ここで言う「リスト」とは、お客さんの氏名、
メールアドレス、住所、リファラー、
メルマガ登録日時、購入履歴などを含む
顧客情報を指します。
たまに「お客さんをリストと呼ぶのに抵抗がある」
という方がいますが、お客さんそのものではなく
顧客のデータベースをリストと呼ぶのです。
それで、このリストを集めて管理できているかどうかで
ビジネスの成功率は何十倍も変わります。
なぜなら、あなた（販売者側）からお客さんに対して
直接連絡ができるかどうかが変わるからです。
たとえば、あなたが心理カウンセリングの
ビジネスをするとします。
その場合に、すでにリストを管理しており、
数千人のお客さんに対して
いつでもメールやDMを送信できるとします。
すると、ビジネスがとても楽になりますよね？
なぜなら、メールマガジンやDMで募集をすれば、
一定数の読者がすぐに心理カウンセリングに
申し込んでくれるからです。
また、心理カウンセリングの募集だけではなく、
アンケートを取ったりイベントを告知したり
いろいろなマーケティングができます。
お客さんの過去の購入履歴を管理していれば、
リピートを促すキャンペーンなどもできるでしょう。
さらに、メール、動画、ニュースレターなどを送って
お客さんに知識を伝えていけば、
本来は売りにくいサービスも売れるようになります。
なぜなら、関心を持っていなかったサービスにも
お客さんが興味をもつようになるからです。
具体例で言えば「カウンセリングを受けるだけではなく、
心理学の勉強会にも参加してみたくなった」
などと言うお客さんが増えるかもしれません。
（このようにお客さんの価値観を育てることを
マーケティングでは「顧客の教育」と表現します。）
これがリストの価値です。
お客さんへ連絡できるからこそ、販売はもちろん
サービス改善、顧客の教育、フォローアップなど
いろいろなマーケティングにつなげられます。
言い換えると、もしリストがなかったら、
上に列挙したようなマーケティングが一切できません。
つまり、あなたからお客さんには連絡できないため、
「見込み客から電話が来るのを待つ」とか
「ブログから申し込みが入るのを持つ」といった
受け身の方法しかなくなるのです。
店舗型ビジネスの難しさの一因も、
リストを集めにくく通りかかった人の来店を待つ
ビジネスになりやすいという点が挙げられます。
新商品を用意したりキャンペーンを開催したりしても、
お客さんに伝える手段が少ないのです。
だからこそ、成功しているビジネスは
店舗型であってもLINEやメルマガの登録を促し、
やはりリストを集めて管理しています。
私は数千人以上の個人事業主や起業家を見てきましたが、
成功者の多くがリストを活用してビジネスをしていました。
あなたもビジネスをするのであれば、
可能な限りリストを集めて管理するようにしてください。
これはマーケティングの初歩ですが、
この初歩を軽視するとビジネスは苦労します。
「リストって言葉に聞き覚えがある」
というレベルではなく、リストを使うマーケティングを
徹底的に実践するのがおすすめです。
相馬一進
