こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスをしている人が、既存のお客さんや
自分のファンに向けて商品を売るときに
やってしまいがちな失敗があります。
それは「既存のお客さんだからわかってくれる」と
過信することです。
というのも、広告を出して商品を売るときなどは、
誰しも必死に売ろうとします。
なぜなら、初対面のお客さんを相手にするので、
あの手この手で売ろうとするのです。
わかりやすい販売ページを用意したり、
動画を公開したり、説明会を開いたりして、
商品の魅力を伝えようと躍起になるでしょう。
ところが、既存のお客さん向けとなると、
こうした努力がおろそかになる人がときどきいます。
たとえば、あなたがメールマガジンの読者に向けて
新商品を売るとします。
メールマガジンの読者というのは、
ある程度はあなたのファンでしょう。
こういった場合に
「ファンの方ならすぐに買ってくれそう」
といった甘い考えが脳裏をよぎりがちです。
その甘い考えにそそのかされて
ろくにページや動画などを作らずに、
商品を売ろうとしたらどうなると思いますか?
たいていは驚くほど売れません(苦笑)。
メールマガジンで告知をしても
1件も売れないケースもあるほどです。
なぜなら、当たり前のことですが、
あなたのファンはあなたの奴隷ではないからです。
既存のお客さんであっても、
魅力のわからないものは買いませんし、
無条件にあなたを信じるわけでもない。
ですから、既存のお客さんが相手のときも
マーケティングやセールスを
おろそかにしないようにしてください。
むしろ、下手に手を抜いてしまうと
あなたを信じていたお客さんこそ失望して、
離れていってしまいます。