
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、『お金持ちが隠す7つの裏ルール』の
第3回目です。
ここまで、資産の増やし方や、
お金への思い込みの外し方について
4つのルールをお伝えしてきました。
ところが、それを知っていても、
多くの人が同じところで足をすくわれます。
それが「損」です。
第3回目では、5つ目のルールとして
資産を増やしてくための
「損」に対する考え方を紹介します。
損への向き合い方が変わり、
感情に流されず対処するためのヒントが得られるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
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『お金持ちが隠す7つの裏ルール(第3回目)』
損を取り返そうとするほど大損する
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では、本題に入ります。
5つ目のルールは「損を取り返そうとするな」です。
あなたはビジネスや投資で損をしたときに、
「なんとか取り返したい」と思ったことはないですか?
実は、それが一番危ないんですよ。
まず、衝撃的な事実から紹介しましょう。
人は、「1万円を失う痛み」を、
「1万円をもらう喜び」の約2倍強く感じます。
これも、ノーベル経済学賞を受賞した
ダニエル・カーネマンらが示した
「プロスペクト理論」の中心にある発見です。
得よりも、損のほうが、2倍も重いんです。
ご参考:
Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk
https://www.jstor.org/stable/1914185
これ、言われてみたら納得ですよね。
「1万円もらえます」と言われるのと、
「1万円奪われます」と言われるのでは、
感じ方が全然違うじゃないですか。
しかも、これ、人間だけじゃありません。
オマキザルというサルに、
お金のような仕組みを教えた実験があります。
ご参考:
How Basic Are Behavioral Biases? Evidence from Capuchin Monkey Trading Behavior
https://www.journals.uchicago.edu/doi/10.1086/503550
すると、そのサルまで、得をすることよりも、
損することを2倍嫌がるという行動をとったんです。
つまり、損することに過敏になるのは、
あなたのせいじゃない。
生き物の宿命なんです。
問題は、ここからです。
損をすると、人はお金を取り返そうとして、
もっと大きな勝負に出てしまう。
損をしたら、賭け金を2倍にして
次の勝負をしてしまうんです。
その結果、取り返しのつかない
大損になっちゃうんです。
じゃあ、どうすればいいでしょうか?
仕事や投資などで損をしても、
取り返そうとしないこと。
そして、感情じゃなくて、
あらかじめ決めた基準で動くことです。
投資の神様ウォーレン・バフェットは、
1994年に株主に対してこんな発言をしています。
ご参考:
バークシャー・ハサウェイ 1994年 株主への手紙
https://www.berkshirehathaway.com/letters/1994.html
「失った方法で取り戻そうとするのは、
通常は間違いである」と。
念のために言います。
私は「損切りしろ」と、
あなたを責めたいわけではありません。
痛くて動けなくなる前に、
動く基準を決めておこう、とお伝えしたいのです。
具体的には、「何%下がったら売る」とか、
「いくら損したらやめる」とか。
そんな基準を、事前に紙へ書いておきます。
あとは、その紙のとおりに、行動するだけ。
損を取り返そうとしてしまうのは、
意志が弱いからじゃない。
あなたの脳が、あなたを守ろうと、
必死になっているだけなんです。
だから、自分を責めないで、
対処法を準備しておきましょう。
以上、『お金持ちが隠す7つの裏ルール』の
第3回目でした。
次回は、いよいよ最終回です。
最も成功する人と、最も搾取される人。
実はこの2つが、同じタイプの人間だったという
衝撃の事実からお伝えします。




















