こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
人間関係を築くのが苦手な人にありがちな特徴があります。
それは、自分と価値観の合わない人と
適切なタイミングで離れるのが下手だということです。
たとえば、本人はお客さんに貢献するのが好きなのに、
売上だけを追いかけるタイプのマーケターと
何年も付き合い続けるセミナー講師がいます。
「あの人と一緒にプロジェクトをやっているとつらい。
ビジネスをしていてやりがいを感じない」
などと言いながら、その関係を断ち切れないわけですね。
あるいは、この例とは反対に、
あまりにもすぐに他人と距離を取りすぎる人も
人間関係を築くのが下手になります。
たとえば、
「1度ミーティングをして意見が合わなかったから、
もうあの人とは縁を切ります」
といった判断をするのは早急すぎるでしょう。
何度か話し合ってみると、
わかり合える場合もあるからです。
では、そういった極端な判断をしないために、
どうしたらいいのか?
人間関係において私が意識しているのは、
スリーアウトチェンジの考え方です。
ここで言うスリーアウトチェンジとは、
野球がスリーアウトで攻守交代するように、
人間関係も3回のアウトで判定する方法です。
厳密な決まりはありませんが、
「価値観の合わない点が、
1年で3回出てきた相手とは離れる」
といった目安を決めておくといいでしょう。
一緒にいて苦痛な相手と、
無理に長期間付き合う必要はありません。
だからといって完璧を求めてしまうと、
自分と100%同じ考えの他人はいないため、
誰とも付き合えなくなってしまいます。
そのため、スリーアウトチェンジのような基準を決めて、
上手に人間関係を築いていくのがおすすめです。
相馬一進