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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
勉強不足のデザイナーが
「販促物の文字を減らしたほうがいい」
と言ってくることがあります。
チラシやホームページの制作を依頼したときに、
「文字より画像を増やして、見やすくしましょう」
などと提案してくるのです。
しかし、ほとんどの場合において
こうした提案は断ったほうがいい。
なぜなら、文字が多いほうが情報が増えて、
圧倒的にお客さんからの反応が上がるからです。
![](https://essential.co.jp/promote_new/wp-content/uploads/2021/11/enm-blg-bnr01.jpg)
というのも、販促物の文字を減らすほど、
お客さんに伝えられる情報も減っていきます。
悩みへの共感、過去のお客様の声、商品コンセプト、
キャンペーン情報、問い合わせ方法などは、
いずれも言葉を使わないと伝えられません。
どんな腕利きのデザイナーであっても、
こうした情報を画像や色だけで表現できないでしょう。
そのため、文字を減らすと
スタイリッシュでかっこよくはなりますが、
情報が減るのでお客さんからの反応が落ちていきます。
「文字が多い販促物は見にくくないか?
文章を読んでくれるだろうか?」
と言う人がいますが、この点も懸念する必要はありません。
悩みを持っていて商品に興味を持つ人であれば、
しっかりと読んでくれるからです。
もちろん、販促物の文章を読まない人もいますが、
そういった人はそもそも商品に興味がないのです。
文字を減らしたところで、商品に興味を持つ人は増えません。
つまり、販促物で集客や販売につなげたいなら、
文字が多いほうがいいことになりますよね。
にもかかわらず、「美術や芸術ばかり学んで
マーケティングを勉強していないデザイナー」は
文字を減らすという“愚策”を提案するのです。
ですから、そういったデザイナーには依頼しないか、
提案を無視して文字を増やしてもらうようにしてください。
下手をすると販促物からの反応が数倍、
利益にすると10倍以上増減しかねないので、
絶対に妥協してはいけません。
相馬一進