こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
起業準備中の人が「店舗を持たないといけない」という
固定観念を持っていることがよくあります。
とくに、雑貨などの形のある商品を売りたい場合や
飲食業や治療院をしたい場合は、
店舗がないとできないと思いがちです。
コンサルなどの無形のサービスとはちがって
「店舗を開くしかない」と
凝り固まったイメージをしやすいのでしょう。
ですが、不動産を契約して店舗を持つと
当然ながら巨額の費用がかかります。
場合によっては在庫も抱える必要があって、
かなり難易度の高いビジネスになってしまうため、
初心者にはおすすめできません。
では、どうすればいいのか?
私のおすすめは、場合によっては
無店舗でビジネスを始めることです。
たとえば、以前「漢方薬の販売をしたい」という方から
私は相談を受けました。
その方も、「漢方薬を仕入れて在庫を抱えて、
薬局を出店しなければいけない」
と、思い込んでいるようでした。
そのせいで起業資金が足りず、
二の足を踏んでいるようでもありました。
そこで私が提案したのが、無在庫で通販をする方法です。
というのも、その方は本業の関係で、
すでに漢方薬を仕入れるルートはあるようでした。
そのため、無在庫の通販であればすぐにでも
販売を開始できる状態だったのです。
店舗がなくてもホームページがあれば、
お客さんからの注文を受けられます。
しかも、注文が入ってから仕入れればいいので、
大量に在庫を抱えてしまうリスクもないのです。
このように、店舗も在庫もなしで
商品を売る方法はいろいろとあります。
最近は飲食に関しても、ウーバーイーツなどを使って
通販で売る選択肢が増えてきました。
最初は通販のみで販売して、
人気が出たら店舗を持つという方法もあります。
ですから、形のある商品を売りたいときは
「無店舗でできないか?」と
まずはあなたも考えてみてください。
相馬一進