こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回の記事では「持ち家を選んだほうがいい人」の
5つの条件を紹介しました。
今日は逆に、「賃貸を選んだほうがいい人」の
5つの条件を紹介します。
これは、持ち家を買ったほうがいい人の逆になります。
1. 土地の価格が上昇しているときに家が必要な人
今の東京は、不動産価格が平均年収の10倍以上で、
明らかに不動産バブルとなっています。
こういうときに持ち家を買ってしまうと、
その後に不動産バブルが崩壊した場合、
資産の大部分を失うことになります。
2. 物件価格の2割の頭金を用意できない人
ここでいう頭金は物件価格の2割を指します。
頭金が用意できないのに持ち家を買ってしまうと、
金利ばかりを払うことになってしまいます。
なお、賃貸の家賃は収入の1/4以内が望ましいでしょう。
不動産会社はなるべく高い家に住ませようとしますが、
それ以上だと他の資産形成ができなくなって危険です。
3. ライフスタイルが変わる人
ほとんどの自営業者は収入が変動するので
賃貸がおすすめです。
人生を通してずっと収入が右肩上がりになるなら
持ち家でも問題はありませんが、
そんな自営業者はほとんどいないはずです。
もし収入が下がった際、賃貸なら住み替えやすいからです。
4.変化が好きな人
私を含めて起業家は変化が好きな人が多いですよね。
ADHDの人は会社員だとクビになりやすいですが、
起業家ならむしろメリットになるからです。
私の知人でも、引っ越しするのが好きで、
「2年に1回は引っ越しする」という起業家がいます。
そういう人にとって、持ち家はありえない選択です。
5. 自分であまり管理をしたくない人
管理をするのが苦手な人や嫌いな人は、
(特に一軒家の)持ち家は向かないかもしれません。
ざっくり書くと、10年ごとに外壁が壊れ、
20年ごとに電気設備などの基礎的な部分が壊れます。
それらのメンテナンスができる人でないと、
持ち家は向かないですね。
その他、注意点
・賃貸だとしても、新築はおすすめしない。
(新築プレミアムによって家賃が高くなるため)
・「賃貸だとリフォームできない」というのは嘘で、
大家さんと交渉すれば融通が利くことが多い。
・年金受給者になったら賃貸物件を
まったく借りられなくなるというのは嘘
(年金受給者は収入が安定しているため)
いかがでしょうか?
これは、私が講座でお伝えする内容のほんの一部です。
そして、注意してほしいのですが、
この情報だけではよい家を選ぶことはできません。