こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
突然ですが質問です。
「クラゲ人間」という言葉を
あなたは聞いたことがありますか?
おそらく聞いたことがないでしょう。
なぜなら、私の造語だからです(笑)。
世の中には、まるで主体性がなくて
周りの情報に流されているだけの情報弱者がいます。
私はそういった主体性のない情報弱者を
「クラゲ人間」と呼んでいるのです。
というのも、海に漂うクラゲは、
積極的に移動しませんよね?
魚類や節足動物(カニやエビなど)とはちがって
水中を泳いだり海底を歩いたりして
どこかへ向かうことがほとんどありません。
基本的には流されているだけ。
そのため、気象状況によって海流が変わると
浜に打ち上げられてすぐに死んでしまう。
それで、主体性のない情報弱者は
クラゲに似ていると私は感じています。
たとえば、感染症が
ネットやテレビで話題になっていると
情報の海に流されて必要以上に不安になります。
そして、不安を感じていたとしても、
最新の論文を主体的に読むことはしません。
エビデンスがある論文を主体的に読めば、
リスクの大きさをファクトベースで判断し、
すぐに安心できるにもかかわらず、です。
まさに泳ぐ力がないクラゲのように
情報の海をさまよう存在なのです。
世の中には生まれつき情報処理が苦手な人もいるので
こういったクラゲ人間がいるのは
しょうがないことかもしれません。
ですが、この記事を読む
あなたのような聡明な方はクラゲ人間ではない、
もしくはクラゲ人間から卒業できると信じています。
というか、クラゲ人間から卒業できないと
ビジネスも健康も人間関係も流されるだけなので、
質の低い人生になりかねません。
たとえば、クラゲ人間は病気になったときに
テレビやネットの情報に振り回されて
エビデンスのない治療法を信じることがよくあります。
そのせいで症状が悪化して、
最悪、亡くなってしまうケースもあるほどです。
ここ数年で亡くなった芸能人の中にも
エビデンスのない民間療法をおこなっていたと
報道のあった方が多くいました。
残念ながら彼ら・彼女らはクラゲ人間で
間違った情報に流されてしまったのでしょう。
一方、クラゲ人間を卒業できると、
主体的に質の高い判断ができます。
病気のときに治療法を選べるだけではなく
日頃から体のパフォーマンスを高めて
より若々しく健康に生活できるのです。
これは、ビジネス、メンタル改善、投資など
他の分野にも同じことが言えます。
私の講座の参加者などを見ていても
主体的に情報を選べるようになった人ほど
自分らしく充実した人生をおくっています。
言い換えると、クラゲ人間は
トンデモ専門家や自称プロなどの情報にまどわされ
不安な生活をし続けるのでしょう。