こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
様々な講座やセミナーに参加しても
結果が出ない人がいます。
いわゆるノウハウコレクターですね。
そういった人にありがちなことがあります。
それは、「下流の知識ばかり学んでいて、
上流の知識を学んでいない」ということです。
ここで言う「上流の知識」とは、
全体像を俯瞰できる、視点の高い知識です。
一方、「下流の知識」とは、
個別の細かいテクニックを指します。
上流の知識を学んでいる人は、
下流のテクニックも、使うことができます。
ですが、下流のテクニックを学んで
上流の知識に辿り着くのは、とても難しい。
つまり、「上流 → 下流」という流れがあり、
逆方向には進みにくいのです。
これは、川と海の関係に似ているでしょう。
川(上流)に浮かべたカヌーで、
海(下流)まで行くことは簡単です。
流れに沿って進んでいるだけで、
当たり前のように海まで辿り着けます。
反対に、海(下流)に浮かべたカヌーで、
川(上流)まで登って行くのは、非常に困難。
息切れしながら、全力で漕いでも、
海から川まで到達できる人は、ほぼいません。
こういったことが、
ビジネスの知識でも起きています。
たとえば、セールスコピーライティング
について学ぶとします。
結果を出し続けられる人は、
「ビジネスの全体像におけるセールスコピーの役割」
といった上流の知識から、学んでいきます。
すると、先に全体像が理解できているので、
個別の方法は、自分で編みだすことができるのです。
これは、川が海に流れるように、
自然な現象だと言えます。
にもかかわらず、結果が出ない人は、
「◯◯という単語を使うと、メルマガ開封率が上がる」
といった下流の知識から学んでしまう。
ただ、下流の知識は、時代によって
移り変わるので、すぐに賞味期限が切れてしまいます。
あるいは、最新のテクニックでも、
状況が変われば応用が効かない。
海外のノウハウは、日本で通用せず、
若者向けのテクニックは、高齢者には逆効果といった、
多くの例外が、発生してしまうのです。
色々な講座に参加したのに、結果が出ないという人は
「下流の知識ばかりを学んでいないか?」
と、自問してみてください。
そして、当てはまるなら、上流の知識に触れるように
学び方を変えていくことです。
ちなみに、近日中に私が行う
セールスコピーライティングの講座も
最上位の視点から、お伝えしていきます。
ビジネスモデルの全体像や根本設計から、
解説していく講座は、業界でも他にないでしょう。