こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中には「あいつは社会不適合者だ」と言って、
他人を揶揄する人がいます。
たいていは、人付き合いが苦手だったり、
早起きが不得意だったりする人を、
「社会不適合者」と呼ぶでしょう。
あるいは、事務作業やルーティンワーク下手な場合も、
「社会不適合者」と言いがちかもしれません。
その定義で言えば、私も「社会不適合者」だと言えます。
性格は内向的で、早起きは苦手で、
事務作業などは不得意です。
おまけに共感力も低いので、
他人にズバズバと本音を言ってしまう。
そのため、若い頃は
「自分は社会不適合者かもしれない」と、
劣等感を覚えた時期もあったものです。
しかし最近は、「社会不適合者」という
世間の定義のほうに疑問を感じてきました。
というのも、「社会不適合者」って、
実際に意味するところは、
「会社員になりにくい」というニュアンスですよね?
・早朝に出勤できない
・職場での人付き合いが苦手
・お世辞を言うなどの社交性がない
・ルーティン作業をこなせない
・事務作業が不得意
こういった特徴があると、
会社員が続けられないというイメージでしょう。
しかし、会社員が世の中のすべてではありません。
個人事業主や起業家の場合は、
必ずしも問題ではないのです。
私自身、起業家としては順調ですし、
周りの人を見ていても同様です。
人付き合いが苦手でも、早起きができなくても、
事務作業が不得意でも、
ビジネスで結果を出している人は多くいます。
そういった人も世の中に価値を生み出しているので、
“社会”には“適応”していますよね?
すなわち、いわゆる「社会不適合者」というのは、
ネーミングがおかしい。
「会社不適合者」と言ったほうが、
意味するところにあっています。
「会社不適合者」を過度に一般化して、
「社会不適合者」と呼んでしまっている。
したがって、もしあなたが
いわゆる「社会不適合者」の定義に当てはまっても、
気にすることはありません。
「会社には適合できないが、社会には適合できる」
と考えて自分らしく生きてほしいと思います。