こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、「コピーライティングを工夫しても
オンラインからの申込みが伸びない」と
悩んでいる起業家の方がいました。
それで、その商品のページを見せていただいて、
私はあることに気づきました。
それは、「レスポンスデバイスが悪そうだ」
ということです。
ここで言うレスポンスデバイスとは、
申し込みや問い合わせをする手段を意味します。
つまり、お客さんがレスポンス(応答)するための
申し込みフォーム、電話番号、FAX番号、
メールアドレス、QRコードなどのことです。
その起業家の商品の場合は、
サービス提供の希望日時などを
申し込みフォームに細かく入力する形式でした。
ようするに、申し込み方法が面倒くさそうだったのです。
ですが、多くのお客さんは、
申し込みが面倒だと購入をやめてしまいます。
そこで、
「レスポンスデバイスを修正してはどうですか?」
と私は提案しました。
結果、どうなったのか?
なんと8倍以上も申し込みが増えたのです!
その起業家には喜んでいただけて、
良い貢献ができたと私は感じました。
基本的に、レスポンスデバイスの数は
増やせば増やすほど成約率が上がります。
とくにダイレクトメールやチラシの場合、
レスポンスデバイスが1つしかないのは最悪です。
このレスポンスデバイスは
コピーライティングなどと比べると地味な部分なので、
盲点になりがちです。
ですが、その地味な違いで
この事例のように大きく結果が変わる場合もあります。
あなたも商品が売れにくいときは、
必要に応じてレスポンスデバイスを修正してみてください。
もっとも、レスポンスデバイスを修正しても、
まるで効果がない場合もよくあります。
それは、そもそものビジネスモデルや
マーケティングに問題があるときです。
つまり、商品開発、ターゲティング、集客、
コピーライティングなどが失敗している場合は、
レスポンスデバイスを変えても効果はありません。
なぜなら、興味を持つお客さんがいないときに
申し込み方法を修正しても売れないからです。
そのため、前提となるマーケティングのスキルは
必ず身につける必要があります。