こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
情報弱者ほど、物事を
文字面だけで判断する傾向にあります。
たとえば、「平安時代」と聞いた場合。
「平坦で、安心な時代」
などと、間違った想像してしまうのです。
違いますよね(笑)。
小学校で習う内容ですが、
平安時代は、武士が現れて、
源氏と平家が激しく戦った時代です。
治安も悪化したと言われており、
人々の生活は決して、
「平安」ではなかったでしょう。
このように情報弱者が文字面に
とらわれてしまう原因は、
そもそも言葉の定義を考えていないからです。
平安時代であれば、定義は
「都が『平安京』だった時代」です。
「心の平安」ではありません。
こうして、定義を確認しておけば、
情報弱者から脱出しやすくなりますね。
逆もしかり。
あなたが情報弱者に向けて
情報発信するときは、ネーミングなどの
文字面を工夫することが重要です。
なぜなら、情報弱者から
文字面の印象で判断されてしまうからです。
本当はいい内容でも、
文字面が悪いと、相手にしてもらえません。
たとえば、伊藤園は「缶煎茶」を
「お~い、お茶」という名称にしてから
緑茶飲料のシェアナンバー1になりました。
「缶煎茶」のままだったら、
すぐに売上不振になっていたことでしょう。