こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あなたのビジネスが、今どんな状況だったとしても、
コンサルタントはつけた方がいいでしょう。
絶対に。
なぜなら、それだけで、業績が必ず上がるからです。
別に、そのコンサルタントは誰でもいいです。
ペットでも、ぬいぐるみでも、
何なら、隣の家の赤ちゃんでも。
もちろん、お金は払わなくていいですから。
ビジネスでは、時に、マキャベリズムの
権謀術数(けんぼうじゅっすう)に
巻き込まれることがあります。
つまり、無理難題を突き付けられたり、
不公平な提案をされたり。
そんなとき、あなたが、
「その提案は受けかねます」
と言ってしまうと、角が立つのです。
そうではなく、
「ご提案ありがとうございます。
それでは、弊社のコンサルと協議しますので、
数日ほど、お時間を下さい」
と言えばいいのです。
その後、あなたは、ペットやぬいぐるみ、
隣の家の赤ちゃんに相談しましょう。(笑)
そして、数日後に、
「申し訳ないです。
弊社のコンサルからOKが貰えませんでした。
私は彼には逆らえないのです……」
と言って断る、というわけです。
交渉の心理学として、自分以外の何か、
特にコントロールできないものの「せい」にされると、
相手はなぜかそれを認めてしまうのです。
例えば、
「すみません! 寝坊しました!」
と謝られても、普通の人は許せないと思いますが、
「すみません! 電車が遅れました!」
と謝られると、許しやすくなってしまいますよね。
それと同じことです。
コンサルタントという絶対的な意思決定者が外部にいて、
自分自身では、その人の判断に口出し出来ない、
というスタンスをとることが大事です。
これをするだけで、相手から不平等条約を
飲まされることがなくなる、というわけです。