こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日はセミナーや出版など、コンテンツ業界の
未来を予測してみよう、というちょっと難しいテーマ。
私は、1つの流れとして、
「偉そうな人は売れなくなるだろう」
という仮説を立てています。
具体的に言うと、先生ぶっている人、
命令口調で情報発信をする人は
売れない時代が来る、ということ。
特に、社長などは要注意。(笑)
その根拠は、2つあります。
1つ目の理由は、世の中の、
「会社の雇用形態」の変化です。
ご存知のとおり、フリーランスやSOHOなど、
個人で仕事をする方が最近、増えてきました。
そして、その流れは、まだまだ続いています。
会社とフリーランスの方との関係というのは、
会社の上司・部下のような完全な上下関係ではなく、
対等な関係なんですよね。
つまり、上から命令される経験を持つ人が
減ってくるだろう、
ついては、命令口調にアレルギーを持つ人が
増えるだろう、というのが根拠です。
2つ目の理由は、SNSの普及です。
Twitterで、孫正義さんに対してタメ口で話す、
それに対して孫さんもまともに返事をする、
そんなことが当たり前の時代になりました。
参考:
Twitterの孫正義さんのハゲ発言 まとめ
↓
http://matome.naver.jp/odai/2135766156928610801
Facebookにせよ、Twitterにせよ、
SNSは人と人とを対等につなぐメディアであって、
上下関係を作るメディアではないのです。
Facebookでも、偉そうな発言には
「いいね!」がつきにくいですよね。(苦笑)
以上の理由から、
「偉そうな人は売れなくなるだろう」
という仮説を立てています。
売上が大きい経営者などが、
ついうっかり偉そうな発言をすると、
叩かれる時代です。
これからのコンテンツ発信者には
今まで以上に、自分とは違った価値観を受け入れられる
「懐(ふところ)の広さ」
が大事になってくるでしょう。
価値観が多様化し、
全ての人が、その人の専門分野においては
リーダーになりうる時代の情報発信術ですね。