こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、ある個人事業主の方から
次のような相談を受けました。
「今の自分の商品がいまひとつ売れません。
集客はある程度できていますし、
コンセプトや中身は悪くないと思うのですが……」
と。
それで、その商品の販売ページを確認して、
私はピンときました。
「あ、これは売れにくいだろうな」と思ったのです。
なぜなら、その人の商品が
ムダにカッコつけた名称だったからです(笑)。
その方は、自分のサービスを
海外音楽アーティストの曲名のような
英字で読みにくい名称にしていました。
結果、今ひとつとっつきにくい印象に
なってしまっていたのです。
この例に限らず、そういったカッコつけた商品って、
ほとんどのお客さんには響きません。
商品内容や価格は悪くなくても、
小難しいとお客さんの記憶に残りにくく、
商品の魅力も伝わりにくいからです。
では、その方に私がどのようにアドバイスしたのか?
それは「ちょっとダサい名称を付けるといいですよ」
ということでした。
多くのマーケッターが指摘している事実ですが
ちょっとダサいくらいの名称のほうが
商品はよく売れます。
たとえば、伊藤園の「おーいお茶」
という商品がありますよね。
あなたは、この商品名がかっこいいと思いますか?
はっきり言ってダサいですよね(笑)。
他にもコンビニなどで売られている
ヒット商品を思い出してみると大抵はダサいと思います。
ですが、それでいいのです。
いえ、それがいいのです。
ダサい名称は、一般の人にも意味が伝わり、
よく受け入れられます。
逆にかっこつけた商品名にしてしまうと
一部の専門家やマニアにしか伝わらない。
もちろん、美容品やアクセサリーなどを売るなら
かっこつけた名称でもいいのですが、
大抵の場合はダサいくらいのほうがいいのです。
こういった前提があるので、
私は自分の商品名やホームページも
そこまでカッコよくはしていません。
だからこそ、数千人を越える方に
様々な商品を購入していただいています。
あなたも商品名を付けるときは
ちょっとダサいくらいにするのがおすすめです。