こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。
たまに駆け出しの個人事業主の方が
次のように言っていることがあります。
「初心者なのですが、
この◯◯という方法は、私にもできますか？」
あるいは、何のビジネスをするか決めていない人が
以下のように言っている場合もあります。
「△△というビジネスモデルを知りましたが、
私にもできるでしょうか？」
それで、バッサリと斬ってしまいますが、
こういった発言をする人は
まず間違いなく結果が出せません。
少なくとも、今のままの考え方では
絶対に成功できないと断言できます。
その理由は2つあります。
1つ目は、この言葉から、
本人のメンタルの不安定さが垣間見えるからです。
というのも、「私“にも”できる」という言葉には、
自己卑下のニュアンスが含まれていますよね？
つまり「他の人よりも劣った私“にも”」
といった考え方が、言葉に表れているのです。
ですが、こうした自己卑下のメンタルのまま
ビジネスで結果は出すことはできません。
なぜなら、ビジネスでは、
様々な障害を乗り越える必要があるので、
不安定なメンタルだと続けられないからです。
不安定なメンタルから改善しないと、結果は出ないでしょう。
「私にもできますか？」と言う人が
結果を出せない2つ目の理由は、
発言から間違った前提が垣間見えるからです。
その間違った前提とは、
「再現性の高い方法を探そうとする」
という愚かな考え方です。
折に触れて私がお伝えしていますが、
再現性の高い方法を探す人は、
ビジネスで大きな結果が出せません。
なぜなら、再現性の高い方法ほど
多くの同業者が実践して飽和していくからです。
たとえば、転売のノウハウは、
短期的には再現性が高く稼げる場合があります。
しかし、言い換えるとあなた以外の人も
簡単に実践できるので、すぐに競合だらけになります。
「私にもできる」≒「他の人にもできる」
という図式が成り立つのです。
結果、再現性の高いノウハウは、
数か月～半年もすると賞味期限切れになる。
そのため、「私にもできそうな方法」を追いかけるほど
どんどん結果を出すのが遠退いていくのです。
では、どのように考えたらいいのかわかりますか？
それは、「あなたにもできること」ではなく、
「あなたにしかできないこと」を探すのです。
たとえば、次のように考えて
自分にあったビジネスを見つけるといいでしょう。
・世間の人は専門書や論文を読みたがらないが、
自分は趣味のように読めるので、
その分野の専門家を目指そう
・多くの人は文章が苦手だが、
私は長文をスラスラ書けるからライターになろう
・大半の人は数字の分析を嫌がるが、
自分はゲームのように没頭できるので、
広告運用のビジネスをしよう
・他人の話を聞くのを面倒だと言う人が多いけど
私はとても楽しめるからコーチングをしよう
「他の人にはできないが、自分にはできること」こそが
長期的な価値を生むのです。
あなたもぜひ「自分にしかできないこと」を見つけて
ビジネスに活かしていってください。
とはいえ、「自分にしかできないこと」を
一人で見つけ出すのは困難です。
自己診断では答えが間違っていたり、
お金に結びつかない特徴ばかりが見つかったりして
苦労することが多いからです。
だからこそ私は、
「お金の心理学」のリーダーズコースで
参加者が強みを見つけられる環境を提供しています。
こうした環境に身を置くことで、
年々も悩みながら試行錯誤を続ける期間を
ショートカットしてほしいのです。
